【ハイキュー】飛べ若者よ

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「……くっそ〜やっぱ平日のこの時間に全員は無理か……」



仕事あるもんね〜と繋心ちゃんの言葉に呟くとうィース！と体育館に入ってくる人が目に入る



「悪いなお前ら急に来てもらっ……「滝ノ上さーーーーん！！」



繋心ちゃんの声を遮って滝ノ上さんに飛びつく



「うぉっ！？ Aちゃんも来てたのか！」


「はい！ 滝ノ上さん達来るって繋心ちゃんが！」



そういって笑いながらも抱きつきたままの私の頭を撫でてくれる滝ノ上さん



「Aちゃん！」


カモン！そう言って手を広げる嶋田さんに滝ノ上さんから離れて抱きつきに行こうとすると、フードを掴まれてぐえっ！と声が出る


す、進めない



「け、繋心ちゃん！ 何するんだ！」


「すぐ、抱きつきに行くなつってんだろ！」


「ぐぬ〜」



「お前らも悪ノリすんな！」


「「だって、な〜」」



可愛いもんな〜と笑ってくれる2人にまた飛びつこうとするが叶わない




「町内会って言うから、もっとオッさんかと思ってたのに……」


「俺もー」



オッさんではない！まだ20代ですもんね皆さん



「よーし！ そろそろ始めるぞー！！」



「Aちゃん見てくの？」


「あー、帰りたいですけど……帰ったら繋心ちゃんが怒ると思う。」


「はは！ じゃあ、俺らの活躍見てろよ〜」



「はいっ！ バッチリ見てます！」



滝ノ上さんに頭を撫でられていい気持ちになっていると、コートから視線がするので、見てみると意外な人物がこっちをガン見している


影山 飛雄くん



なんで、見られてんの？怖い


影山くんにヘラリと笑い返すと、ちょっと戸惑って目をそらされた。さすがに傷つくわ！




「ねぇ」


「？ は、い」



なんてこった！こんな美人がなんで体育館にいるんだ！え、でもジャージ……



もしや、この人が潔子さん……



「マネージャー希望？」


「はっ！！ ち、違くて、けん、烏養コーチの付き添いといいますか……」



そういうと、そっか。残念とこっちを見てくる潔子さん。そんな顔で見ないで……美人すぎる



「よかったら、考えてくれない？ マネージャー」


「ま、前向きに検討します」


「ありがとう」



少し笑ったその笑顔に鼻血が出そうになったのは仕方ないと思う



「何、鼻押さえてんだ？」


「美人っていいね」



「は？」




本当に美人が羨ましくなった瞬間

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