杖に魅いる【ハリーポッター】 (ページ47)

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第47話ページ47

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みんなが寝静まった頃。
4人は談話室へと階段を降りた。

ハリー「A杖は持って来た？」

『今日はバッチリ！』

と相変わらず表情を崩さずまじめに言うもので、ロンは思わず声を出して笑うところだった。

『見てあのカエル。たしかネビルのカエルよ』

肘掛け椅子の肘掛けに、ネビルのカエルのトレバーがいた。

ロン「トレバー、ここにいちゃいけないよ！」

すると死角で見えなかったネビルが、背もたれから体を浮かせて現れた。

ネビル「君たちもだろ？また抜け出すつもりなんだね？」

『ネビル聞いて、私たちどうしてもやらないといけない事があるの。とっても大事なこと』

ネビル「だ、ダメだ！行かせないよ。またグリフィンドールの点が減る。ぼ、僕戦うぞ！」

ハー「ネビル、本当はこんな事したくないけど。ペトリフィカルス・トタルス(石になれ)。」

ハーマイオニーの唱えた呪文がネビルに当たると、ピンと体が硬直してネビルは石のように動かなくなった。しかも、ゴツんと倒れた。

『これ、割れたりしないよね』

ハー「たぶん」

ロン「君って時々おっかないよね。そりゃあさ、すごいけど。･･･でも怖いよ。」

ハリー「行こう。」