第8話 ページ8
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中国を家の中に案内し、紅茶を差し出した。
『あったまりますよ』
中国「
断然という言葉を強調させ、8割本気の、2割イギリスへの皮肉を含めて言った中国。
『ここらは寒いですし、お茶の葉を栽培する人もあまりいないので、ほとんど輸入品ですよ』
中国「分かってねーあるなあ。
お茶の味は、お茶を淹れる奴で変わるもんある」
そう言うと、中国はまた紅茶をひと口飲んだ。
中国「はあ…やっさしい味ある」
『味が薄いということですか?お湯の量多かったですかね』
中国「ちげーある!ほんっとに鈍いあるな…」
意味がわからず首をかしげるも、Aは気にしなかった。
大人しく紅茶を飲んでいるのを良いことに、別室からブラシと髪ゴムを持って来て、中国の髪をいじり出した。
中国「い、いきなり何するあるか…!」
『私、前々から中国さんの髪をいじりたくて…
という事で、大人しくしていて下さい!』
最初は少し抵抗のあった中国も、され始めるとだんだん心地よくなっていた。
『羨ましいです、綺麗な髪で。リンスやシャンプーは何を使ってるんですか?』
中国「んー…そこまで気にしてねえあるよ。」
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作者名:ランドセル | 作成日時:2021年7月9日 20時