あの国擬人化【ヘタリア】

第16話 ページ16

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結局同盟の件については、持ち越しとなった。




ドイツ「しょうがないか…」




ノースメイアは他国をあまり攻めたことがない
平和的な珍しい国でもあった。

しかし万が一に備えて軍事力を上げ、今では上位クラスの強さとなっている。




ドイツ「ふう…」




そんな事をシャワー中に考える、真面目なドイツは、正直帰りたいと思っていた。

男に囲まれて来たドイツは、女性の家に上がることが初めてであった。
しかも一人暮らしの女性の家だ。




『着替えはこちら』




キレイな字で書かれたメモの下には、品質の良さそうな寝巻き。

ほのかに香る女性の匂いに戸惑いつつ、来てみるもやはり自分には似合わないと思った。



笑われることを覚悟し、2人がいる部屋に入った。その瞬間、ドイツはノックしなかったことを後悔した。




ドイツ「兄さん、シャワー空いた…ぞ」




ドアを開けたその部屋では、椅子に座るAにプロイセンがキスしていたのだ。




ドイツ「すっすまん！邪魔するつもりは」


プロイセン「あ、いや…」




プロイセンが椅子から離れると、Aが寝ている事に気づいた。




ドイツ「まさか、寝込みを襲おうと？！」


プロイセン「なわけあるかよ！」

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