あの国住民化【ヘタリア】 (ページ27)

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第27話ページ27

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「ふふッ。それで皆さん騒いでたんですね。お風呂場まで声が響いてましたよ」

本田菊「そ、それで、それは誰からの贈り物なんですか？」

「これは祖母の形見なんです」

聞いてみるとAはいわゆる、おばあちゃん子だったらしい。祖母も孫のAが好きで、自身の首飾りをあげたのだと言う。

「私がここを運営するようになって、少し経った頃には他界しましたが」

Aはネックレスを触りながら語った。

「そういえば、よくネックレスしてること分かりましたね！なんだか暗くなると思って、見せないようにしてたのですが」

イヴァン「たまたまチラッと見えたんだ」

そう聞いて疑わないAは、なるほどと納得した。

アーサー「聞きたいんだが、その…
Aは恋人とか、好きなやついるのか…？」

「恋人はいませんが、好きな方ですか…」

そう言い悩み出した。
みんながドキドキする中、菊はひとり冷静だった。みんなが好きと言うパターンだと予想していたからだ。

「恋愛の方ですもんね…」

アルフレッド「いるのかいっ！？」

「どちらだと思います？」

しかし菊の予想とは違い、Aはふふと笑って誤魔化した。