あの国住民化【ヘタリア】

第18話 ページ18

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アルフレッド「まさか俺の愚痴で盛り上がってたなんて、ひどいぞ！」


「すいません。聞いていたら、マシューさんの話が面白くて」


マシュー「事実を言っていただけだよ」




後から来た一行と合流した私たち。




「王耀さん、ありがとうございます」




料理をつめて持ってきてくれた王耀さん。
ルートヴィッヒさんとギルベルトさんの両手には、ビニール袋に入ったビール。




フランシス「ビールを持ってくるなら、ワインも用意してほしかったな」


イヴァン「ウォトカならあるよ」


「飲みすぎないで下さいね」




来て早々、お酒のことしか頭にないルートヴィッヒさんたち。

桜に感激しているのは菊さんと、意外にもフェリシアーノさんロヴィーノさん兄弟だった。




本田菊「みなさん、まず桜鑑賞ですよ！今見ずにいつ見るんですか」


アルフレッド「日本人は本当にサクラが好きだな」


「昔から馴染みのあるものですからね。
年に一度会える友人みたいな、そんな存在です」




無駄にしみじみと話してしまったせいか、そう言うと皆さん大人しく座って桜を見始めた。




ルートヴィッヒ「うむ。確かに、こうしてみると見事なものだな」


フェリシアーノ「ヴェー、スケッチしたくなるよ」




絵を描くことが趣味のフェリシアーノさんは、たまらず木の枝で土に絵を描き出した。

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