一味のペット（仮）【ONE PIECE】 (ページ46)

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Episode４６ページ46

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私は何も言えなかった。

「それでその背中のはなんだ？」

サンジくんの問いにハッとした私は、2人にそれを取るよう促した。

『ヒヒーン』

「子電伝虫だって言ってるぞ」

私の言葉が分かるチョッパーに伝えた。

「なんて？」

「この子電伝虫で繋がるらしい」

「どこへだ？」

「･･･クロコダイルのところ」

「マジかよA、お手柄じゃねェか！」

正しくはミス・オールサンデーにだが、どうせ2人は一緒にいるのだから間違いではないだろう。

子電伝虫を手にして、サンジくんは作戦を練り始めた。

ミリオンズの1人を脅し虚偽の報告をすることでクロコダイルを誘き出す、そこでチョッパーが囮となりその隙にカジノへ繋がる橋を落とすことで戻ってこられないようにするのだ。

「Aはここで身を隠していてくれ。
あぁ、あとできたらマツゲって言うラクダを探してくれねェか？ここまでナミさんたちを乗せてくれたんだ」

「馬とラクダ･･･きっと移動には役に立つだろうからな」
鳴く代わりに首を縦に振った。

「おいアイツだ！！さっき仲間達がコイツにやられたんだ」

「まだお仲間がいたのかよ･･･」

サンジくんはタバコをふかすと、得意の足技で追ってきたミリオンズを蹴散らした。

「さァ、作戦開始といきますか･･･」