一味のペット（仮）【ONE PIECE】 (ページ41)

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Episode４１ページ41

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ポーラさんは一旦お店に戻り身支度を済ませた。

エプロンを身につけ店のオーナーをしていた彼女は、今となっては大人の女性を匂わせるセクシーな黒い服を身に纏っている。

「な、なんだいアレは･･･」

ミス・メリークリスマスの指さす先には、メカニックな三輪車を引く大きいカメがいた。

『どうやら迎えが来たみたい。』

カメは私たちの目の前に停止した。

『バンチ･･･！』

「ウイッ」と不思議な声でなくこのカメはオフィサーエージェントを水陸送迎してくれるカメなのだ。

口に何か咥えていることに気づくと、私はそれを受け取った。

『･･･ありがとう』

私の愛剣(レイピア)だ。

「あなたもいつもの調子に戻ったみたいね」

『そうですね･･･これは私の大切なものだから』

バンチに乗り込むとみんな思い想いに座った。

「あんたがまさかミス・ダブルフィンガーだったとはねいっ！ポーラ」

「フフフ･･･別にそうじゃないと言った憶えはなくってよ？それに驚かそうと思ったけれど、どこかの誰かさんが喧嘩を始めちゃったものだからダイナシ。」

ね？とダブルフィンガーが私の顔をのぞいた。

『えっ、あ、はいッ』

「なーに緊張してんのよう」

『し、してないよ･･･！』