一味のペット（仮）【ONE PIECE】 (ページ39)

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Episode３９　カフェに8時ページ39

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closeという掛札のドアを開けると、カロンコローンときれいなドアベルが鳴った。

「あらいらっしゃい」

『どうもポーラさん』

彼女はこのスパイダーズカフェの店主。
中へ入ると、ボンちゃんの他にMr.４とミス・メリークリスマスがいた。

「ミス・バースデー、オカマと一緒に来なかったのかい。
喧嘩か？”ケッ”」

『ううん。歩くのに時間かかっちゃって』

ミス・メリークリスマスはMr.４のマッサージを受けていて、ボンちゃんがカウンター席にいたので近くに座った。

「またあの姿(･･･)でいたの？」

『まあ･･･うん。』

「あっそうそう！
そういえば今回はMr.１のペアまで動くらしいのよ。何だかんだであちし会ったことないから楽しみなのよーう！」

「だけどみんなには恐がられてるみたいよ？」

「カーマわなーいわよーう！！」

そうニコニコするボンちゃん。

『ポーラさん、ポーラさん』

「ん？」

『みんながポーラさんの正体を知ったらどんな反応するんでしょうね』

そう小声で言うと、ポーラさんはふっと笑って「楽しみね」とつぶやき返した。

『ね、ボンさん』

「なによう？」

『まだ時間あるし、足技の練習がしたいの』

「そんなの勝手にすればいいじゃないのよう！」

『でもボンさんが教えてくれたから、ボンさんと少し力比べしたいんだけど･･･』

ボンさんは困った表情で私を見て
ポーラさんはそばでクスクス笑った。

「ミス・バースデー？Mr.２はあなたとそういう事したくないみたいよ」

『えっ！？ええ･･･そんなァ』

「そうねい･･･あんたの男に対する弱さを克服できたら考えてあげなくもないけど」

『そんなの、一生無理です･･･』