一味のペット（仮）【ONE PIECE】 (ページ25)

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Episode２５ページ25

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ワポルが言った。ドラム王国憲法第一条
「王様の思い通りにならんやつは死ね」

これがこの国の全て。

「なぜならこの国もこの城も俺のものだからだ･･･！！
よりによってあんなヘボ医者の旗なんぞかかげるんじゃねェよ！！」

ゴゥン！！
とワポルの腕の砲が旗めがけて放たれ直撃した。

「おいトナカイあの旗･･･」

「何してんだお前･･･！！ドクターのドクロマークに！！」

「くだらん殺っちまえ」

ワポルに飛びつこうとするチョッパーにチェスマーリモがはだかるも、Aがお得意の蹴りで邪魔をした。

「ドクターは！お前だって救おうとしたんだぞ！！」

──── 恨むなよ人間を･･･この国は今病気なんだ

何でドクター･･･！
こんな奴、救う価値ないじゃないか･･･

胸元に飛びついたチョッパーは、振り上げた拳を動かさない。

「おれは･･･！お前を殴らないから！！
この国から出ていけよ！！」

チョッパー･･･

「何言い出すんだいチョッパー！！
そいつが説得に応じる奴だとでも思ってんのかい！？」

「だってやっぱり･･･」

クレハの言葉に動揺していると、どこからか現れたワポルハウスの大砲にチョッパーが打たれた。

「チョッパー！！」

するとルフィがいつの間にか城のてっぺんで、折れそうな旗を直していた。

「おい邪魔口！！
ウソッパチで命も賭けずに海賊やってきたお前らは！！
この海賊旗の意味をしらねェんだ！！」

「何をォ！？」

「あいつ･･･」