一味のペット（仮）【ONE PIECE】 (ページ14)

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Episode１４ページ14

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なんとかラパーンから逃げ続けてきた一行だったが、なぜか突然追われなくなった。

「何やってんだ？あいつら」

「上の方で何か始めやがった･･･！
い、いや･･･ちょっと待て、あいつらまさか」

サンジはラパーンが何をしているのか察しった。
それはウマ子も同じで

「逃げるぞルフィ！」

「逃げっるてどこへ･･･」

「どこへでもいい･･･！どっか遠くへだ！雪崩がくるぞォ！！」

群れでジャンプしていたのはこれが狙いだった。
ゴオオォォと音をたてすごい勢いでルフィたちに迫ってくる。

「どーしよこれ、あそうだ」

結局雪崩に追いつかれたものの、ルフィは木をソリがわりにして一直線に山を降りることに決めた。

「冗談じゃねぇ･･･！せっかくあのえんとつ山の麓までたどり着くとこだったのに！」

しかしそれはもう進行形で、山から遠ざかる一方だ。
するとラパーンたちも木に乗ってルフィたちに追いついていた。

「待て！ウマ子がいねぇぞ！」

「いや、あいつは馬にしちゃ頭がいいからきっと俺たちと同じことして･･･」

サンジが辺りを見回すものの、ラパーンに囲まれてよく見えない。

「クソ･･･！それにあいつ、もともと白いから雪に紛れて見えねェ！」

途中ラパーンの攻撃を避けながらもここまでこれたが、目の前に岩肌が現れた。

「うわっ岩！ぶつかる！！」

「ぶつかっちゃマズイだろ！テメェはナミさん背負ってんだぞ！！」

「え」ルフィの体が中に浮いた。サンジが投げたのだ。

「レディーはソフトに扱うもんだぜ」

勢いに乗ったままサンジは乗っていた木ごとぶつかった。

「サンジ！！」