目が覚めたら、“呪い” とやらがいました 2 (ページ6)

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15 急襲ページ6

大変申し訳ありませんでした

お待たせしました、再開いたします

＊

昼間は2年生、野薔薇、恵と一緒に交流会に向けた特訓、夜は地下室で悠仁と一緒に呪力の出力調整の訓練……
毎日こんなこと続けてていつ寝りゃいいんだって生活を送ってます
ちなみに、授業中に寝てます
だって高校生活3周目だから授業受けなくても大体わかるし

とまぁ、そんなことは置いといて、今は呪力出力量の訓練中
眠すぎて船漕ぎながら、悠仁とソファに座って映画を見てる最中

五「悠仁」

ごじょせんの声が聞こえたと同時に、左肩をポンと叩かれて目が覚めた

虎「五条先生！？」
『あ、寝てた…』

急に声をかけられてビビった悠仁と、寝ぼけ半分の私を見てニヤッとする先生を、ジトっと2人で見つめる

虎「用事は…？」

五「出かけるよ」

なんの脈絡もない言葉に、2人揃って「は？」と気の抜けた声がでた

五「課外授業
　呪術戦の頂点、領域展開について教えてあげる」

そう言われて、ごじょせんに担がれた状態でついた先は、どっかの山奥の水位の低い池の上

いや、あのね先生、目の前にいる頭富士山みたいな奴に「ごめんごめん」って言うんだったら今すぐ学校に返して
底見えるけど怖いもんは怖いんよ

「そいつは…！？」

五「見学の虎杖悠仁くんと轟Aちゃんです」

『先生、今すぐ学校に返して』

悠仁はひとしきり「ここどこ！？」って騒いだ後に正面にいる奴を指差して「富士山！？頭富士山！？」って騒いでる

ねぇ、それいいから助けてお願い
まじでお願い…！

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