火曜日のディナー(2) ページ4
・
風磨くんが念入りに念入りに、しっかりと焼いてくれたお肉たちを食べて……大満足。
ソファーに座るのではなく ソファーにもたれかかりながら座る 風磨くん。
足の間にお邪魔すると 自然な流れで ブランケットを私のお腹にかけてくれた。んふ、好き。
後ろを振り向いて、「ん」とオネダリ。
そっと触れただけ、軽めのスキンシップ。
それだけで幸せなのはきっと 風磨くん限定。
「あ、」
「なに」
「いまげんき」
風磨くんが私のお腹に手を添えると、途端に大人しくなるのも いつものパターン。
「……なんで」
「恥ずかしいんじゃないの?」
移動して、風磨くんは一旦ブランケットを取って、私のお腹にぴったり顔をくっつけた。……しかもかなり険しい顔で。
「そんな般若みたいな顔しちゃダメだよ」
「だって俺も感じたいし」
はぁ、とため息をひとつこぼして起き上がり、優しい顔で私のお腹を撫でた。
「はやく会いたくてたまんねーの」
そのあたたかいまなざしが愛おしいなあとか思っていたら、お腹がポコポコする感覚。
「あ!!」
自分でも大きな声が出てしまったのか、手で口をおおうけれど 隠しきれていないゆるゆるな口元。
「あーやば、こんなかんじなんだ」
すでに大変だったり気を使うことは多いし、これからだってもっと……だけど。
「はやくお前に会いたいよ」
風磨くんとの家族が増える日が待ち遠しいって気持ちの方が大きいな。
231人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「菊池風磨」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆき(プロフ) - わらびもちさん» コメントありがとうございます!そうだったんですね…!タイムリーすぎてびっくりしました…!お身体ご自愛くださいね(*´-`*) Twitterでリプとか下さってたお話たちもいつかかたちにできるよう頑張りますねd(˙꒳˙* ) (2022年6月5日 21時) (レス) id: d091d9d96a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - あいさん» あいさん!いつもありがとうございます(′;ω;`)なんと1週間でちゃんと終わらせちゃいました(笑)日々の楽しみになってたら嬉しいので、またこういうかんじのやろうと思います(つω`*) (2022年6月5日 21時) (レス) @page14 id: d091d9d96a (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ふうまくんと一緒に胎動を感じられるなんて最高すぎて、、、私事ですが妊娠中でしてまだ胎動はないんですがちょっとかなり妄想が膨らんでとっても楽しみです。そして、ふうまくんとごはんの約束だけで、1週間と言わずしばらく仕事頑張れますよね!定期的に約束欲しい← (2022年6月1日 19時) (レス) @page5 id: a7ce080509 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ゆきさん!新作嬉しいです♡月曜日で既に疲れ切ってたけど頑張れます。のんびり楽しみに待ってるのでゆきさんのペースで書いてください。 (2022年5月30日 22時) (レス) @page3 id: ec6f87712f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆき | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2022年5月30日 22時