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「だ、大丈夫……?うしろから押そうか?」
「それじゃ意味ない、から……!いけてるから……!ていうか、ちゃんとつかんでて!」
予想通りだ。
キツい上り坂を自転車で、二人乗りで
なんて無謀だ
……聡にとっては。
誰にでも、こんなことしないよね?
昨日の子にはしてなかった。
でも親しげに……
私は、聡のこと
どこまで聞いていいの?
「ねぇ、聡」
シャツのすそをつかんでいただけだったのに
そっと、
お腹へと腕を回して
背中に顔をくっつけた。
こんなこと、したことないのに。
「……聡はみんなに優しいよね」
「どういう、意味?」
「けがしてたら、みんな
後ろに乗せる?」
「んなわけないでしょうが!楽じゃないのに!」
そりゃ、そうだよね。
普通に重いよね。
「なんか、今日 A変だよ?」
私、期待してる。
聡が私の ドロドロした感情に
気づいてほしいって。
「……昨日、一緒にいた女の子は
だれですか……?」
彼女でもないのに
妬いてしまう私を
今はどうか許してね。
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作者名:ゆき | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2017年10月22日 0時