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｢Aが俺から離れて ものすごく寂しかった。大の大人が夜も眠れないほどってやばいでしょ。
……でも、Aが思ってるほど
俺はかっこよくないし 抱いてるような夢は見せてあげられないと思う｣
近くにいるみたいで、ずっと遠かった
まだ ほんとの気持ち、聞けてないよ。
じわりと涙が滲む。
ベッドのそばに座り込んだ私に手を伸ばしてそれを拭う。 体温を取り戻した指にほっとした。
｢Aがなによりも大切。ずっと……Aだけがほしかった。他に何もいらないから ずっと俺のそばにいて｣
｢風磨くん、だいすきだよ……彼女になりたいって言ったら、私のこと彼女にしてくれたの……？｣
もしかして、熱にうなされた風磨くんにそんなことを言っても 朝覚えていないかもしれない？じゃあ夢だということにさせてよ。
夢ならば、何を言っても許させて。
｢なぁに、そんな俺のこと好き？｣
｢……好きだよ。生まれた時からずっと、風磨くんのことだけが好きなの｣
｢……断る理由はないんですけどね、｣
優しい笑顔で私を見つめる風磨くん
どう頑張っても、好きが募っていくだけだ。
幼いときから何回も繰り返した告白の返事
いつも同じ言葉で返されていた。
｢告白は男からするものだから、朝まで待ってて｣
＿＿＿＿告白は男からするものだから、そのときまで待ってて
ずっとほのめかされてきた
｢そのとき｣が急に近づいた。
朝が来たら、ほんとうに……？
ねえ、これが夢なら一生覚めたくない。
そう思いながらも、風磨くんはだんだんと重くなるまぶたには逆らえなかったようで目を閉じた。
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ふぅか(プロフ) - 何度も読ませていただいてます! ゆきさんの作品大好きです(*^^*) 他の作品もたくさん読ませていただいてます! これからも素敵な作品を楽しみにしています☆ ずっと応援させてください(#^^#) (4月26日 5時) (
レス) @page28 id: af1a48aa9a (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ご無沙汰してます！ 久しぶりにクズ風磨くんに溺愛されたくて来ちゃいました♡ 何度読んでも刺さるのでほんとにこのお話を生んでくださってありがとうございます！新しいお話も、またコメントさせてもらいますね♪ (4月6日 11時) (レス) @page28 id: 8ba72403ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ninaさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！絶対に彼女ちゃんが優勢です(笑)嫌いとか別れるが彼的地雷ワードなのですぐに折れると思います（ノ∀`） 新作とってもゆっくりめな更新ですが、良ければ読んでみてくださいね♪ (2021年12月5日 23時) (レス) id: d091d9d96a (このIDを非表示/違反報告)
nina(プロフ) - ゆきさん、お疲れ様でした！風磨くん、良かったね！！将来的には、彼女の手のひらで転がされちゃうんでしょうね（笑）目に浮かぶようです！ゆきさんの書く小説が好きなので、新作も楽しみにしています！ (2021年11月23日 10時) (レス) @page28 id: 3feab5f3eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ヴィントさん» ヴィントさんありがとうございます（ ; ; ）いつもいろんなお話でコメント頂けて本当にとっても嬉しいです（ ; ; ）あとはじめて大丈夫って言って頂けてとっても安心してます…（笑）私も好きです！！ (2021年11月16日 23時) (レス) id: d091d9d96a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2021年10月23日 0時
