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エレベーターに乗ろうとしたらちょうど閉まりかけのところに遭遇。

焦って△を連打したら 驚いた顔をした風磨くんと目が合った。



「よかった!お邪魔します」
「あぶね。普通に叫んでくれたら良かったのに」
「……?一応、声掛けたんですけど、ぼーっとされてたんで」


右手にはいちごミルク
左手にはバナナミルク

両手に幸せを抱えたまま 風磨くんに差し出した。


「なに?」
「この前のお礼です、どっちでもどうぞ」
「あんなの、別にいーのに……ていうか、うまくいった?」
「ちょっともめたというか……」
「は?まじ?大丈夫だったの、それ」
「でも 私間違ったこと言ってないですし 、しつこかったのでちょっと佐藤さんに助け舟だしてもらったんですけど これでまた定時に帰れそうです」
「……佐藤ね、ふーん」
「でもいちばんは 菊池さんのおかげなので。1本どうぞ」


どっちがきても
私がうれしいチョイス。

お礼する気 ほんとにあるのかというかんじ。
選ばれたのはいちごミルクでした。



「……定時で帰れるなら良かった。残業に慣れるのは良くないから」
「ありがとうございます、今日予定あるから 絶対定時上がりしたいんですよね」
「……そ。まあ がんばれ」


風磨くんの目の下にはクマ。
なんだかぼーっとしてるし……


「あの、ちゃんと眠れてますか……?」
「うん」
「でも、」
「余計なお世話だよ、ほっといて」




突き放された言葉にズキン。
敬語使うだけじゃだめだ。もっとちゃんと、普通の後輩っぽくしないと……。

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ふぅか(プロフ) - 何度も読ませていただいてます! ゆきさんの作品大好きです(*^^*) 他の作品もたくさん読ませていただいてます! これからも素敵な作品を楽しみにしています☆ ずっと応援させてください(#^^#) (4月26日 5時) (レス) @page28 id: af1a48aa9a (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち(プロフ) - ご無沙汰してます! 久しぶりにクズ風磨くんに溺愛されたくて来ちゃいました♡ 何度読んでも刺さるのでほんとにこのお話を生んでくださってありがとうございます!新しいお話も、またコメントさせてもらいますね♪ (4月6日 11時) (レス) @page28 id: 8ba72403ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ninaさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました!絶対に彼女ちゃんが優勢です(笑)嫌いとか別れるが彼的地雷ワードなのですぐに折れると思います(ノ∀`) 新作とってもゆっくりめな更新ですが、良ければ読んでみてくださいね♪ (2021年12月5日 23時) (レス) id: d091d9d96a (このIDを非表示/違反報告)
nina(プロフ) - ゆきさん、お疲れ様でした!風磨くん、良かったね!!将来的には、彼女の手のひらで転がされちゃうんでしょうね(笑)目に浮かぶようです!ゆきさんの書く小説が好きなので、新作も楽しみにしています! (2021年11月23日 10時) (レス) @page28 id: 3feab5f3eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ヴィントさん» ヴィントさんありがとうございます( ; ; )いつもいろんなお話でコメント頂けて本当にとっても嬉しいです( ; ; )あとはじめて大丈夫って言って頂けてとっても安心してます…(笑)私も好きです!! (2021年11月16日 23時) (レス) id: d091d9d96a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2021年10月23日 0時

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