１１話 ページ12
２年後
ここはシャボンディ諸島から二つほど島の離れた場所。
そこには赤髪海賊団がいた。
「シャンクス！ここでいいよ…。」
そして船には黒い布を首に巻いた二刀流の剣士。
剣士にみえるが、一応忍者なのだ。
あまり目立つ姿なので、今はパーカーにジーンズ…頭には薄い赤のゴーグル。
そしてスニーカーを履いていた。
「そうか！しかしその格好…ホントに忍びか？忍びには見えんが…剣士には見えるな。」
「海軍に邪魔されたくないだけ…。それにここから飛ぶんだから目立ちたくないの。」
赤髪のシャンクスと話しているのは、２年前より落ち着いた雰囲気を出すAだった。
腰には愛刀の
「なるほどな。ま、あまり無理はするなよ？お前はs…「シャンクス…それはあまり言わないで。」…分かった。さて、そろそろ行け。仲間が待ってるんだろ？」
Aはシャンクスの言葉を止め、シャンクスは頷いてAの肩を掴んだ。
Aはそのままシャンクスに抱き締められた。
「苦しいんだけど…」
「気を付けて行ってこい…！新世界で待ってる！！」
シャンクスはそれだけ言うと、頭を撫でて離れた。
「分かった。…必ず会いに行く！」
Aはシャンクスに微笑むと、鳳凰になって船を出発した。
シャボンディ諸島
島に着いたAはシャッキーのぼったくりバーにきた。
が、シャッキーの言葉で…すぐに店をでた。
「あなたで９人目。」
…と。
Aは空からルフィを探す…すると横から鳥に乗ったチョッパーがきたのだ。
「チョッパー？なんで鳥？」
「うおおお！？Aかお前！元気か？？」
チョッパーはAの姿を捉えると、再会を喜んだ。
「ええ。チョッパー！私に乗ってくれる？それとルフィたちを探してるんでしょ？」
「いいのか！？も、燃えねぇか？熱いか？」
「熱くないよ。私の飛行速度はトップスピード…隼には劣るけどね。」
そう言うとAは頭に付けていたゴーグルを掛けた。
「そうか！分かった！！ルフィは多分島のどっかでなにかトラブルに…」
ドゴーン！！
チョッパーが言い終わる前に近くで爆発が起こった。
「ルフィだね。チョッパー、頭に捕まってて。絶対に離さないでね！！」
Aはそう言い、チョッパーが乗ったことを確認すると…スピードをあげた。
そしてルフィの姿を捉えると、徐々に姿を戻しながらゾロの背後にいたパシフィスタを斬った。
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作者名：ユキユキ | 作成日時：2017年5月21日 1時
