脱出不可能

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私もテヒョンが好きだったから
告白された時は嬉しくて思わず抱きついた




付き合った事を報告すれば




みんなは喜んでくれた




何度もデートして、何度もキスをした




仕事で忙しいテヒョンは会えない分たくさん
キスをしてくれた




それ以上の事はしなかった



私がまだ怖くて、テヒョンを待たせていた



いつかは…って思っているけどそれが本当にいつになるかは自分でも分からなかった



テヒョンと付き合って半年を過ぎようとしていたある日



練習室で二人でグクと話している時、突然テヒョンに腕をつかまれた




誰もいない空き部屋に入って鍵を閉める彼




『どうしたのテヒョン？』




いきなりの行動に驚きつつもそう聞く




TH『Aってさ、なんで俺がいない間にグギと話してるの？』





『え？』




意味がわからなかった



だって、前から普通にグクと二人で話している事なんかテヒョンはとっくに知っていたから




『なにいきなり？( 笑 )いつもの事でしょ？』




そう言ってみるけど私をただ真っ直ぐにみつめるテヒョン




TH『もうみんなに会わせられないや』



笑ってそう言った後テヒョンは私を押し倒し
服を脱がしてきた



『やだ！なにするのっ…テヒョン！』



必死に抵抗しても無駄だった



TH『俺がどれくらいAの事愛してるか教えてあげる』



そんな言葉を発したテヒョンが怖く感じた



『お願いっ…やめて！』



TH『恥ずかしがらないで…全部みせて』




そこからはもうめちゃくちゃだった



初めて感じる痛みに涙を流した



TH『Aの初めては俺の物だよ』



腰の動きが更に激しくなっていく



痛くて声が出なかった



私の初めては、テヒョンの嫉妬心で呆気なく奪われた。



幸せな痛みなんかじゃなかった

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