脱出不可能

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Aは印を入れられてから、喋らなくなった





最初は、無視されていたけど日が経つにつれて
本当に彼女は喋れなくなった





『いつから喋らなくなっちゃったの？』





そう聞いてみても、答えようとはするけど結局黙り込んでしまう





だけどそれでも良かった




大人しくなってから彼女は俺に逆らうような行為をしなくなったから




最中だけは彼女の声が時々聞こえる



痺れるような、俺を刺激するような甘い声



感じてくれてるんだって思って愛おしくなった




事を済ませた後、Aの家を出て、事務所に戻る




『ただいまー！！！』



ナムジュ二ヒョンはラップの練習
ユンギヒョンは作詞
ホピヒョンは音楽を聴きながら踊っていた



JK『あ、ヒョン！ジ二ヒョン待ちくたびれて寝た( 笑 )』




ジョングギが近づいて、ジ二ヒョンを指さす




『そんな遅かった？！ヒョーン！練習練習！』



ヒョンを起こそうとしたらジミンが俺の腕を掴んだ


JM『なぁ、テヒョン。お前最近練習抜け出したり、宿舎帰らなかったりしてるけど、そんなんで大丈夫だと思ってんの？』



…

ジミンのその言葉で練習室が静まり返る


音楽を聴きながら踊っていたホピヒョンはユンギヒョンに叩かれて踊りをやめさせられる


ジ二ヒョンはグギに起こされ状況が理解出来ないまま静止



『ごめん、ジミニ気をつける！友達はもうすこ…』



なるべく明るく振舞って話を逸らせばいい、
そう思っていたけど、ジミンの次の発言に思わず口を閉じてしまった



JM『その友達のとこばっか最近行ってるけど、Aはどうしたんだよ？』




彼女の名前が出た瞬間、いつもより心臓の脈打つ音が大きく感じた

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