後ろのチョンジョングク

#35 ページ35

【1つ聞きたいことがあるんだけど、なんで私のこと切ったの？】









MA「あれはモカから命令されたんです。あいつが気に入らないから切るぞって。
Aのどこが嫌なのか分からなかったから、最初は断ったんです。モカの命令に無視すると姉の
私でも殴られるんです。」









【それで命令に従ったのね…】









MA「はい…ごめんなさい…」









【モアのことはもう怒ってないからいいよ！てゆうか手当て本当にありがとう！】









「いえいえ！あっ、そろそろ帰らなくちゃ！じゃあねA！」









【うん！気をつけて帰ってね！】









「ばいば〜い！」









さてと私も帰ろ。









靴を履き、校門を出ると









【ふぇ！グク！？何してんの？】









JK「…ん？やっと来たか」









遅いと言いながら、伸びをするグク。









【ずっとここにいたの？】









「うん。A途中でいなくなって心配だったから」









【あ、ありがとう//】









「ねえ。この傷どうしたの？」









【え？あぁこれ？階段で転んだのwほんとドジだよねw】









グクに心配をかけたくないと思った私はとっさに嘘をついた。









「嘘。階段で転んだだけで切り傷はできない。
それに、A嘘ついてる時のクセ出てるしw」









【やっぱグクには隠せないか…】









「何年一緒にいると思ってんだよ」









【生まれてすぐぐらいから】









「長い付き合いだなw」









【そうだねw】









「で、Aちゃん。この傷はどうしたの？」

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