織田作私、審神者になるよ。【文スト】【太宰治】【刀剣乱舞】【ブラック本丸】

6振り ページ6

大和守「刀が…貫かない！？」

太宰「その様子は気付いていなかった様だね。

私の首もとに神力で薄い“バリア”を張ったのだよ。」


加州「うそ…そんな器用な事が…」
和泉守「可能なのか…？」

太宰「そうこうしてる内も油断禁物ｯ！！」

そう言って私は神力で三振りの手入れを済ませ、其々に手錠を掛ける。


本当に御免。不器用な私にはこの方法しか思い付かなかった。一寸の辛抱だから。


加州「なっ…！」
大和守「速っ…！」



太宰「だから言ったじゃないか…“周りを見ろ”って」


大和守「…俺たちを簡単に陥れた人間に、俺たちの何がわかるってんだよ…ｯ！」


太宰「…私は別に、君たちを陥れたくて此処に立っているんじゃない。


でもね、よく周りを見ていたら判る。此処のブラック本丸は、多くの無理な出陣を繰り返したせいでほぼ全員がカンスト状態の、世界でも3本の指に入る危険な本丸。」


加州「…だからアンタは何？」

太宰「そこだよ。加州清光」

加州「は…？」

太宰「“私”じゃない。


君たちの見ていない処で、どうすれば此処をホワイトに出来るか必死に考えてくれていた時の政府の人、これまでに命のリスクを背負ってまで君達を救おうとした審神者が何人いたことか。




私は未だ、その端くれでしかない。

けれど、私にも君達の背負っている重荷を少しでもいいから共に背負わせて欲しい。


…無理して私のような人間を信じようとしてくれなくても良い。

ただ、これだけは覚えておきたまえ。



人間…少なくとも私は、“君達の味方だ”」


私が言いたいことを思う存分言い終えた瞬間、ホッとしたのか大和守安定がポロポロと涙を流し始めた。

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新刀剣男士、白山吉光出ましたね！
しかも新刀種！！

ドチャクソタイプ過ぎてヤバかったです←

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