織田作私、審神者になるよ。【文スト】【太宰治】【刀剣乱舞】【ブラック本丸】

38振り ページ38

__________それは、私がこの本丸に来る前日の晩の事だった。




ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ


[着信 坂口安吾]



ん…？安吾か。


ピッ


太宰「もっしー安吾？どうしたの？」


安吾「…思ったより緊張していませんね」


太宰「何を今更。私が昔から緊張するような人間に見えるかい？」



安吾「いいえ全く」←
太宰「頼むからサバを読んでくれ安吾」←


安吾「ハァ…こんなことを話すために電話を掛けたのでは…」

太宰「分かってるさ。で、用件は？」






安吾「太宰君に一つ、伝え忘れていた事があったので。






__________実は僕達の持つ“異能力”が、刀剣男士に通用することが判明したんです。」



太宰「…詳しく。」


安吾「僕達の持つ異能力は元来、この地球上の生命体にしか通用しないと思われていました。


しかし、この頃の研究で僅かながら刀剣男士にも通用することが分かったんです。




例えば例として、武装探偵社の与謝野女医。


彼女の異能力は本来、人の傷を完全に癒す能力です。


しかしそれが刀剣男士…神に対して使うとなれば、威力は半回復程度になる＿＿と考えて頂ければ。」



太宰「…なるほどね。私の力はどう使えるか分からないが、心得ておくよ。





んじゃあね！ありがとう！」

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