敵であるポートマフィアに慕われすぎて（？）困ってます。

第６枚目 ページ9

「お初にお目に掛かる。僕は芥川。そこの小娘と同じポートマフィアの狗・・・ゴホッゴホッ」
「芥川先輩！！ここは私一人でも・・・」

バチンッ

「人虎は生け捕りと云うのに片っ端から殺してどうする！！」
「すみません・・・」

「人虎・・・？」
「アンタら・・・敦が目的やな？せやったら・・・」




「異能力＿＿＿＿『狐』」



うちは会社の後輩、宮沢賢治に化けた。

「えっ・・・！？昨日の・・・男の子！？」

昨日の男の子？ああ、昨日賢治も行ったんか。

うちは芥川の耳元でこう云うた。
　
「あんまり後輩に(・・・)手荒な真似はしとうないんやけど・・・すまんな」

(後輩！？・・・そういえば小耳に挟んだ事がある・・・過去に『物凄く変化術に長けている』者が、ポートマフィアにいた・・・と。まさかこの人は・・・！！)

そのままの体術と賢治の異能で芥川と樋口を突き飛ばす。

それから国木田に化け、ロープを作り縛る。

この間およそ1.5秒。

「ちょっと其処でおとなしいしててーな☆」←

与謝野女医に化け、谷崎とナオミを治す。

あ、勿論谷崎は解体してな。←



「おっと、私が来るまでも無かったみたいですね、Aさん。」

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