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第11枚目 ページ14

〜乱歩side〜

Aが出ていった探偵社に、沈黙が走る。


…そりゃあんな過去思い出したら、泣いちゃうよね。

僕だって他よりはAの気持ちを分かってるつもりだ。


僕だって、周りの普通(・・・)に憧れていたから。

「…何か知っているのかい、乱歩さん」



「…そうだよ、与謝野さん。だけど……辛い話になるよ」





「…話は聞かせて貰った」

「社長!?」
「この際だ、話して見てはどうだ、乱歩。いずれ話せばならんようになる。」

「……分かった。だけど、これだけは約束して。Aが帰って来たら、笑顔で迎えて、過去については一切触れないこと。良い?」





次過去編です!!

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設定タグ:文スト , 新美南吉 , 探偵社   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:水南まや | 作成日時:2018年11月20日 17時

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