キラキラdate（1） ページ27
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あれから有岡さんと別れた後、
寒いからあったまるものを食べようという慧くんの提案で韓国料理のお店へ行って
思ったよりも辛かったチゲ鍋に苦戦してたら、結構時間はすぎちゃって。
「残念だったなぁ、」
高速道路を走って着いたイルミネーションスポットは閉園時間を過ぎていた。
「仕方ないね」
「また今度リベンジする？」
「うん、今年中には来たいなぁ」
入り口のゲートは閉まっていて、うっすらと車内を照らすカーナビの左上に表示されている時刻は間もなく23時になろうとしている。
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「ちょっと休憩ー」
運転しっぱなしだった慧くんが駐車場に車を停めてシートベルトを外すと、んーっと伸びをした。
「疲れた？」
「ん、大丈夫。ちょっと肩凝った。」
ぐんと伸ばしてた腕を下ろして、今度は肩を2、3回上げたり下げたりしている。
「慧くん、あっち向いて？」
「へぇ？」
こっちを見る慧くんの後ろ側、運転席の窓の方を指差して私もシートベルトを外すと、背中を向ける慧くんの肩に手をおいて揉んでみる。
「んふ。」
「え？くすぐったい？」
「や、気持ちぃ、てか嬉しい」
普段しないことだから上手なやり方は分からないけど、
ヘアサロンでしてもらう時のをなんとなく真似っこする。
手をグーにしてトントンしたり、
親指の腹でぐりぐり押したり。
「こんなにかたいの？」
「え？なに、もう一回言って？」
突然ふふっ、って肩を揺らして楽しそうな慧くんに、
何を連想させたのかは聞かなくても分かるんだけど...、
知らんぷりして。
「たくさん着てるからかな？」
「脱ぎましょうか？」
また笑いながらそういう事言うけど、これも無視。
「ここは骨？」
「んー、痛いから骨だね。」
「ここは筋肉？思ったよりゴツゴツしてないかな」
「......なにそれ。誰かのはゴツゴツしてたの？」
「？、えっ」
腰から上の体の向きをくるっと変えてこっちを見た。
肩に置いていた私の手を慧くんの両手が捕まえる。
「そういう意味じゃなくて！」
「前の彼氏がそうだったの？」
「......違う。」
「違うって否定されるのも、それはそれでやなんだけど、」
いつもの優しい垂れ目にじいっと見られるのが分かる。
言い逃れに困って
慧くんの膝の上で捕まえられている手を引っ張り抜こうとするけれど、なかなか強くて離せない。
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ゆか(プロフ) - ここさん» ここさん！いつもコメントありがとうございます！！こんなに久しぶりな更新なのに覚えててくれて嬉しすぎです！！これからもよろしくお願いします☆ (2018年1月20日 15時) (
レス) id: db3ae38d99 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - お久しぶりです。昨日からあの慧くんに会いたくて久しぶりに読み返してました。そしたら朝更新のお知らせが来てハッピーです。また、楽しみに待ってます。 (2018年1月20日 6時) (レス) id: 96847bd06d (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 更新ありがとうございます。あー伊野尾君のヤキモチ、チューとか鼻血ぶーです。また、楽しみに待ってます。 (2017年5月28日 11時) (レス) id: 96847bd06d (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - ありがとうございます！なかなか更新出来ず申し訳ないですが、ここさんのコメントのおかげでまたやる気出ましたぁ☆これからも覗いていただけると嬉しいです！！ (2017年5月26日 22時) (レス) id: db3ae38d99 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 私このシリーズ大好きです。楽しみにしてます。 (2017年5月20日 16時) (レス) id: 96847bd06d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆか | 作成日時：2016年11月20日 18時
