とくべつだからね2 短編 〜by Kei.Ｉ〜

（8） ページ21

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慧「、大丈夫？」



ソファーの上でぐったりと動けなくなった私に服を着せて頬に触れると、親指だけが撫でるように優しく動く。




A「......今日の慧くん、なんか意地悪だった」




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全身の隅から隅まで優しく触れて、私が反応するところだけを執拗に攻めてくるから

もう欲しくてたまらないのに、

ずっと焦らされて変になっちゃいそうだった。






慧「だって我慢してるAすげー可愛かったもん」


A「、もう動けないよ」


慧「いーよ。ベッドまで連れてったげる。」






立って？と言われ腕を引かれると、

向き合って立つ私の太腿の裏に手をかけた。






んしょ！、と持ち上げられて、

慧くんの首にしがみつく。




A「お姫様抱っこじゃないの？」

　
慧「こっちの方がえ ろくない？」





おんぶを抱っこでされてる体勢。

脚を大きく開いてるのがもう恥ずかしい。




A「やだ！重いしおりる！」

慧「だーめ。」




顔もものすごく近くて、

おでこがくっつけば自然に唇が重なった。





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慧「俺、こどもは絶対女の子がいーから。」




ベッドに移動するとすぐに瞼が重くなり、
ふわふわともう意識が遠くなりかけていたところ。




A「ふふっ、そうなの？私はどっちでもいーけど、」



慧くんの声に呼び戻されてふにゃふにゃの返事をする。





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......ぐっすり眠りについた私は、もうそこから先は覚えていない。




慧「息子が一番の強敵になるじゃん。」







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★★★

通知をしていただいている方、初めましての方も、

足を運んでいただきましてありがとうございます。

前作が赤色になりました！

感謝の気持ちで久しぶりに更新しました。

のんびりですが、

また続けていけたら...、と思いますので

よろしくお願いします。

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