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A「もーやだ!」
慧「え、ダメ。ちょと見して」
人差し指でVネックになったニットを軽く引っ張り私の胸元を覗く慧くん。
慧「ぅえー!やべーな。」
A「だって、もう寝るとこだったから!」
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........そう。
寝る時は締め付けられるのが苦手で、アレをつけない派の私。
慌てるあまり、キャミソールは着ているもののその下は解放的な事を忘れてしまっていた。
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その手をニットの中には入れず、
服の上からその形を確かめるように触っては、弄ぶ。
A「んっ、........もっ、ダメ!」
思わず漏れた甘ったるい自分の声に恥ずかしくなり、
慧くんの首に手を回してしがみつくようにぎゅっとした。
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慧「どーしてほしいの?」
A「......、」
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A「........早く、お風呂はいってきてよ、」
慧「は?、続きは?」
上ずった声を出して、不服そうに口を尖らせた慧くん。
だって.....
ずっと気になってたの!
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A「いつものにおいがいーんだもん、」
やたら自分の意思を通したがる反抗期の子供みたいなわがままを言った。
だって、
髪に触れるとふわふわ香るシャンプーのにおいも、
ぎゅっとすると優しく包んでくれるような柔軟剤の香りも今日はしない。
女性らしさを漂わせる香水の香りが気になって、それだけでつまらない嫉妬心がふつふつと湧いちゃうの。
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慧「ん。......じゃあ、ベッドで待ってて?」
そう言ってゆっくり近づいてきた顔。
目を閉じたけれど、
お互いの唇は触れる事なく、おでこ同士だけがコツンとくっついて
慧「ふふ、寸止めー。」
A「、もぅ!」
鼻があたりそうな距離で私の顔に両手を添えると、
私からキスをするようにじーっと目が訴えている。
慧「一回だけ!」
A「ふふっ、」
愛おしいおねだりに負けた私は、
引き寄せられるようにその唇に自分のそれを触れさせた。
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♡♡♡
お久しぶりです!
のんびりしていたら年が明けて、
忘年会どころか新年会シーズンですね!
今年もマイペースな私ですが
お付き合いいただけたら嬉しいです♡
今年もよろしくお願いします。
♡♡♡
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ゆか(プロフ) - ここさん» ここさん!いつもコメントありがとうございます!!こんなに久しぶりな更新なのに覚えててくれて嬉しすぎです!!これからもよろしくお願いします☆ (2018年1月20日 15時) (レス) id: db3ae38d99 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - お久しぶりです。昨日からあの慧くんに会いたくて久しぶりに読み返してました。そしたら朝更新のお知らせが来てハッピーです。また、楽しみに待ってます。 (2018年1月20日 6時) (レス) id: 96847bd06d (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 更新ありがとうございます。あー伊野尾君のヤキモチ、チューとか鼻血ぶーです。また、楽しみに待ってます。 (2017年5月28日 11時) (レス) id: 96847bd06d (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - ありがとうございます!なかなか更新出来ず申し訳ないですが、ここさんのコメントのおかげでまたやる気出ましたぁ☆これからも覗いていただけると嬉しいです!! (2017年5月26日 22時) (レス) id: db3ae38d99 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 私このシリーズ大好きです。楽しみにしてます。 (2017年5月20日 16時) (レス) id: 96847bd06d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆか | 作成日時:2016年11月20日 18時