５８＿�� ページ28
羅夢side
’’待って彩！！’’
そう叫ぶ声も、
私には出なかった。
ただただあふれる涙が、
太陽に照らされてこぼれていくだけ。
彩と裕太を見送るのが私の役目だってわかっていた。
けれど、それがどうしても許せなかった。
元々偽ることが苦手だからね。
裕太「羅夢...?」
裕太が扉をあけて屋上から出てきた。
とっさに拭いたのに涙のあとが残るのは恥ずかしい。
羅夢「聞いてたよね。」
そう言うとうなずく裕太。
泣いてる事を気にしないところがかっこいいのか悪いのか...
羅夢「いきなりごめん...
でも、聞かせて。返事だけでもお願い。」
そうしたら、私諦めれるかも。
裕太「え、でも...」
いきなりのことで戸惑う裕太。
やっぱり悪かったかな??
羅夢「じゃあこうして。
今、私のそばにいてくれるか、
彩を...追いかけにいくか、
裕太に選んでほしい。
本当ごめんね??」
私が顔を上げてそう言うと、
裕太は少し戸惑ったけどいつもの顔に戻った。
裕太「羅夢、ありがと。
本当にごめん。」
そう言って階段を降りていった。
羅夢「彩を泣かせたら、
裕太なんか大っ嫌いになるからね！！」
私は裕太に大声で言った。
それを聞いて裕太は私の方を向いて、
笑顔で返してくれた。
裕太「羅夢も一磨をよろしくね！」
え？
何で私が一磨を？？
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＊yuka＊(プロフ) - 笹村桜莉@遼元聖瀬司凜陶美澪(科河凜陶です)さん» おはよ! ありがと〜!! (2015年1月30日 7時) (
レス) id: 4930c97a0b (このIDを非表示/違反報告)
笹村桜莉@遼元聖瀬司凜陶美澪(科河凜陶です)(プロフ) - 続編も頑張ってね! (2015年1月30日 7時) (携帯から) (レス) id: a197da2ca8 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuka＊(プロフ) - もやっしーさん» ありがと〜!!ヾ(*´∀｀*)ﾉ (2015年1月30日 5時) (レス) id: 4930c97a0b (このIDを非表示/違反報告)
もやっしー(プロフ) - 続きがメッチャ気になる！頑張って〜！ (2015年1月29日 21時) (レス) id: 7fda5538ae (このIDを非表示/違反報告)
＊yuka＊(プロフ) - Miuさん» 同じですね^^ (2015年1月13日 18時) (レス) id: 4930c97a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊Yuka＊ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yukahomup/
作成日時：2014年12月20日 8時
