ここの軽音部は「MTK」*天てれ STORY② (ページ16)

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今日はライブの日。

運良くMTK全員そろっての登校になって、

私もすっごく嬉しい♪

一緒に登校って言っても、

少し早めの7時ちかくに集まった。

チケット発売は授業以外のほとんどの時間にあるから、

朝も行かないといけない。

今は２月に入ったばかりだから、

この冷えもだいぶましになった気がする。(１年が過ぎるの早くてすいません!!)

彩「前日チケットとか作っちゃえば?」

その方が、売り上げがたっくさん出ると思うの!!

聖夜「前日チケットはヤバいと思う...

仕事が２倍になるよ?」

きらっきらの笑顔(?)で言った私に対して、

苦笑いしながら聖夜が言った。

売り上げと仕事なら・・・

仕事を減らす事優先しよ・・・・・・

山田「はっ!? ジーちゃん先輩方!!」

加藤「うほっ!? おはようございます!!」

「おはよーございますっ」

「MTKの皆様どうぞ」

校門の前での大勢の生徒たち。

MTKに入ってよかったのは少しだけお嬢様気分を味わえる事♪

下級生もいれば、

私たちより上の上級生だって。

羅夢「ありがとう」

彩「はぁ...幸せ......//」

にこっと精一杯の返事をして、

校門をくぐり抜ける私たち。

私たちにとっては幸せで、

でもつかの間の出来事でもあるの。

一磨.拓巳「げっ...」

聖夜.裕太「うわっ......(苦笑」

あかり.千帆「はぁ...」

羅夢.彩「あっあーあ......」

男子たちの嫌な表情。

女子たちのため息。

だってくぐり抜けたその先にある物は・・・

「「「「きゃ～！！」」」」

「ゆーたせーんぱいっ」「拓巳くんかっこよすぎ！」

「いや、一磨くんと聖夜くんだって！」

「千帆先輩だ......//」「うわっ！？生で初めてみたかも！」

「樹音先輩って本当におしゃれだよね～」「あかり先輩もだって！」

「彩ちゃんも可愛い～」「羅夢ちゃん彼氏とかいんのかな?」

あーもうっ！

呆れるほどのファンラッシュ。

しかも、versionUP笑

一磨「げっこれはひど過ぎ...」

樹音「よし、行こう！」

これって、また強行突破のパターン？