拾われました。

女の子 ページ2

鈴木 光side

今日は東大王の収録で、いつもより早く家を出た

実は、家を出る前に伊沢さんから連絡があって、紹介したい子がいる。ということだった

テレビ局の楽屋に着くと、どうやら他のメンバーは来ているようで、鞄などの荷物が置いてあった

来るまで待とうと、椅子に座ってコンビニで買ったサンドイッチを食べる

すると、ガチャ、という音がして、ドアが開いた

そちらを見てみると、伊沢さんの後ろで隠れている女の子が見えた

『あ、あなたが夏希ちゃん？よろしくね』

と、笑顔を向けた

するとその子は前に出てきて

「雨宮夏希です。よろしく、お願いします」

と、言ってくれた

話を聞くと、鶴崎さんの幼馴染だそうだ

少しまったりしていると、鶴崎さんが

鶴「よし、じゃあ勉強しようか」

と言い始めた

思わず

『勉強？』

と、声に出してしまう

すると水上さんが、小5から学校に通えていないことを教えてもらった

それを聞いて

『夏希ちゃん、私も教えられるかもしれないから、一緒にやってもいい？』

と聞くと、彼女は嬉しそうに頷いた

鶴「え〜、俺らが教えるって言った時よりも嬉しそう」

水「女子が1人もうちにいないんだから、それも仕方ないんじゃない？」

と話していた

そんな横で、夏希ちゃんは勉強道具を調べ始める

机は円型になっているため、各自自由に座り始めた

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