すずこ「今日から私も教師」２ (ページ11)

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第５話６節：みもりんのあだ名決めページ11

真穂「貴様、なんのつもりだ‼」

里穂「な、なんのことだにゃ…」

真穂「とぼけるな！やれ！」

取り巻き１「オラァ！」バキッ

取り巻き２「この野郎！」ベキッ

里穂「うっ…！」

ｵｲｵｲｱﾚﾔﾊﾞｸﾈｰｶ?

すずこ「あなたたち何をやっているの⁉」

真穂「めんどくさい事になってきたな…行くぞ！」

取り巻き１「はい！」

すずこ「あ、待ちなさい！…全くこんな公共の場で…」

里穂「その声は…みもりん？」

すずこ「大丈夫、里穂？」

里穂「大丈夫だよ…余計なお世話だよ…」

すずこ「けど」

里穂「うるさい！どいて」

すずこ「里穂…」翌日…

すずこ「おはよう」

ワイワイガヤガヤ

すずこ(おや愛乃と里穂がいない？)

すずこ「愛乃と里穂はどこにいるの？」

彩「さあね」

すずこ「…」

―校舎裏―

愛乃「りっぴー、あの男はやときな？」

里穂「え？」

愛乃「いいね？分かった？」

里穂「何でよしのんにそんなこと言われなきゃいけないのさ」

愛乃「…」

里穂「二度と私に命令しないで！」

バキッ

愛乃「痛っ、何するんだよ…」

里穂「分かった？分かったのかって聞いてるの⁉」

教頭「おい！お前ら何やってるんだ！」

愛乃「…」

―職員室―

教頭「ケンカの理由はなんだ？どっちが先に手だしたんだ？」

すずこ「まぁ、待って下さい。２人とも何かの理由があるんだよね？」

愛乃「…」

里穂「…」

教頭「よし、分かった。南條、お前反省文書け」

教頭「退学になりたくなかったら進路指導室で反省文書け」

すずこ「そ、そんな…」

愛乃「…」スタスタ

すずこ「愛乃！…どうして南條さんだけなんですか⁉」

教頭「飯田の顔を見ればわかるじゃないですか？こんなにけがの跡が」

教頭「南條が一方的に殴った証拠ですよ」

すずこ「え、えっとこれは…」

里穂「…！」

すずこ「いやなんでもないです…」

教頭「ほら早く保健室行きなさい」

里穂「うるさい…」

すずこ「…」

―教室―

すずこ「愛乃！」

愛乃「何？」

すずこ「帰るつもりですか？」

愛乃「反省文書けるわけないじゃない？」

すずこ「退学になってもいいの？」

恵美海「退学？」

愛乃「別に構わない！」