すずこ「今日から私も教師です！」 (ページ10)

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第４話６節：盗まれた学校費用ページ10

すずこ「え、私もですか？わかりました」

愛乃(まさか…‼)

職員室

教頭「ほら早く歩け！」

恵海「離してよ！」

すずこ「教頭先生一体どういうことですか？」

教頭「いやねぇこいつが犯人だったんですよ。昨日の集金袋の件」

恵海「そんなの知らないよ」

すずこ「なにか証拠でもあるんですか？」

教頭「昨日の朝新田が集金袋をこそこそ持ち出しているところを見たという生徒がいましてね」

すずこ(そう言えば…)

恵海「知らないよそんなの‼」

教頭「おい、お前退学になってもいいのか？正直に話したら許す」

恵海「だから知らないよ」

日高理事長「教頭先生まだ彼女が犯人だと決まったわけではありません」日高理事長「ですのでもう少し情報を集めてからでも」

教頭「とういう甘いこと言ってる場合じゃないですよ。こういう生徒がいるから我が校の評判も落ちるんじゃないですか！」

教頭「こういうゴミを放置してたら虫が湧くでしょ？つまりそういうことですよ」

すずこ「なにもそこまで言わなくても…」

恵海「…」

教頭「さっさとこいつを退学にして警察に突き出すべきですね」

すずこ「待って下さい！新田さんは知らないと言ってるんですよ！」

すずこ「証拠もないのに退学って…あんまりですよ！」

教頭「じゃああなたはこいつの言う事を信じるんですか？」

教頭「このゴミを言う事ですか？あはははww」

恵海「いいよ…辞めてやる…こんな学校辞めてやる‼」

すずこ「新田さん！」

恵海「何？」

すずこ「あなたはなにもやってないんだね？」

恵海「そう言ってるのに…誰も信じてくれないじゃん‼」

すずこ「私はあなたを信じるよ」