すずこ「今日から私も教師です！」 (ページ8)

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第４話４節：盗まれた学校費用ページ8

すずこ「うちの生徒の新田恵海さん…一体何を考えてるのかな？…何かを隠し持っているように見えたんだけど…」

数十分後朝の朝礼

教頭「ない！集金袋がないぞ！」

男性教師「え⁉よく探しましたか？」

教頭「探したがない！不味いぞこれは！」

女性教師「この間の模擬試験のやつですか？」

教頭「そうです…ここにしまっておいたはずなんですが…」

すずこ「その袋いくら入ってましたか？」

教頭「150万は入ってました…」

すずこ「150万⁉」

教頭「皆さん探しますよ」

日高理事長「騒がしいですよ。一体何事ですか？」

教頭「理事長！実は保管しておいた集金袋が…なくなってしまいまして…」

日高理事長「集金袋が？まぁ、それは困りましたね」

女性教師「本当に困ってますか理事長…」

亜衣奈「そもそも本当にしまったのかな」教頭「も、もちろんですよ！ちゃんと鍵だってかけておきました！」

すずこ「忘れたと言うのは…」

教頭「それも絶対にない。何度も確認したがしまったところの鍵が今朝来たら壊れていたんだ」

男性教師「それってまさか…」

教頭「えぇ…これは盗難ですね。うちの生徒がやったに違いない」

すずこ「生徒がやっただけなんて決めつけるのは…」

教頭「いいやわかっている。犯人は３年D組の誰かだ！」

すずこ「そ、そんな！私のクラスの子たちがそんなこと…」

教頭「日頃の行いを見てればわかる。間違いなくD組の誰かだ！」

すずこ「待って下さい」

教頭「三森先生、とりあえず事情聴取お願いします」

すずこ「そんな…はぁ全く…聞くだけ聞いてみよう…」

昼休み…

すずこ「あ、皆。少し時間いい？」

青空「何？」すずこ「実は教頭先生が保管していたお金がなくなってしまったみたい…」

恵海「…」

愛乃(恵海つん？)

彩「何、私達を疑ってんの？」

すずこ「いや、そう言うわけでは…」

里穂「それは人を疑っている目だし～」

すずこ「だからそう言うわけじゃ…」

彩「いや完全に疑ってんじゃん。だからここに来たんじゃん？」

すずこ「みんなは何も知らないよね？」

青空「知らないわ」

すずこ「君たちではなく他の誰かが…」

恵海「み、皆知らないって言ってんじゃん！」

里穂「うん！うん！」

愛乃「…たとえ知ってたとしても言わないわよ。友達を売るような真似しないわ」

すずこ「そうなんだ…ごめん疑って。私はこれで！」

青空「全く何なのあいつ」