すずこ「今日から私も教師です！」 (ページ7)

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第４話３節：盗まれた学校費用ページ7

居酒屋…

亜衣奈「かんぱーい！」

すずこ「今日は誘っていただきありがとうございます」

亜衣奈「いいって今日はどうだったD組？」

すずこ「そうですね…まだあまり言うことは聞いてくれません」

亜衣奈「そうなん」

すずこ「そう言えば一人気になる生徒がいるんです」

亜衣奈「名前は？」

すずこ「南條愛乃さんです」

亜衣奈「南ちゃんかぁ…あの子には気を付けた方がいいよ」

すずこ「どういうことですか？」

亜衣奈「南ちゃんは２年の１学期に転校してきたんたんだけど前の女子高で担任をボコボコにしたらしいよ」

亜衣奈「そして退学になったん」

すずこ「ボコボコに…？」

亜衣奈「そうなん。そのせいか南ちゃんは皆一目置いてるんだ」

すずこ「そうだったんたですか…ということはあの子は皆のリーダーってことですね」亜衣奈「恐らく。それに成績優秀スポーツ万能おまけにお金持ちだよ」

すずこ「完璧なスペックですね」

亜衣奈「ふふっ、そうだね」

その頃…

恵海「皆と遊んでいたらこんな時間になっちゃったー‼」

ドン！

OB女「いってーテメェどこ見て歩いてんだよボケ！」

恵海「それはこっちのセリフ！」

OB女「テメェがぶつかったせいで骨が折れちまったよ」

恵海「それぐらいで折れるわけないよ！」

OB男「おい、俺の彼女が骨折れたって言ってたんだよ慰謝料よこせ」

恵海「そんなの払えるわけないじゃん」

OB女「…おい。お前音ノ木坂学院か？」

恵海「だ、だったら何？」

OB女「ウチさ、そこの卒業生なんだけどさ先輩の言う事もきけねぇのかよ」

恵海「知らないよそんなの！じゃあね！」

OB男「待てこのクソアマ！」ﾊﾞｷｯ

恵海「痛！何するのさ！」

OB男「お前さ礼儀ってもんを知らねぇようだな？」

OB女「年上には敬意を払う。これ常識。
あんまり舐めてんじゃねぇぞ？」ｸﾞｲ

恵海「っ！…」

OB女「どうする？このままウチら２人にボコボコにされる？それとも慰謝料払う？」

OB男「もし前者を選んだ場合テメェの大事なもんまで奪ってやるぞ⁉」

OB女「早く答えろよ！」

恵海「…」

翌日…

すずこ「今日は早めに家を出たので早く着いたよ」

恵海「…」チラチラ

すずこ「あそこにいるのは？」

恵海「…」スタスタ