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月曜日、今日から大野さんが引き抜いた新しい方が一課に仲間入りするらしい。
備品の確認をしようと、少し早めに出勤する。
まだ誰もいないかな、なんて思いながら営業課に入ると、新しい机の前に人影が見えた。
もしかして、新しい方…？
少しドキドキする胸を落ち着かせながら、扉を開いた。
「…お、はようございます、」
「おはようございます、今日からお世話になります…」
「潤くん、！？」
「あ、A？」
少し緊張しながら顔を上げると、見慣れた人が立っていて、思わず大きな声を出してしまった。
「え！潤くん！どうして？今日からここで働くの？おにぃ何も言ってなかったよ？えー！いつぶりだろう！」
「ふは、落ち着けって、ほんと変わんねえな」
おにぃの言う通りだわ、と言いながら私の頭をわしゃわしゃする彼は、実家がお隣さんの幼馴染、松本潤くん。
おにぃと同い年で、私のもう1人のお兄ちゃん。
「ねぇ、なんで言ってくれなかったの？」
「Aにサプライズだよ」
「おにぃは知ってたんだ、まぁた仲間はずれだ」
「そんな顔すんなって、な？」
ごめんごめんと、赤ちゃんをあやすように頭を撫でる潤くんは、相変わらずイケメンで
さすが私の初恋！なんて心の中で呟く。
「翔さんもいるだろ？俺翔さんと働いてたんだよ」
「へ、？櫻井さん？」
「色々あって、時期はズレたけど。本当は一緒に来るつもりだったんだよ。大野さんとこに」
「そういえば、もう1人いるとかなんとか…」
「んふふ、Aちゃん俺の話ちゃんと聞いてないでしょ」
とん、と肩に触れたのは大野さんの手だった。
「わ、おはようございます、」
「松潤、今日からよろしくね〜」
「ふは、ゆるいな相変わらず」
「一課にイケメンが増えて困っちゃうね〜」
朝が早いからか、いつもよりふわふわしている大野さんは、スタスタと自分の席に座って、突っ伏してしまった。
「いっつもあーなの？」
「ふふ、うん」
「大野さんらしいな」
にこにこしながら荷物を整理し始めた潤くんを見て、懐かしい気持ちになる。
あの頃は同じ教室で、机を並べることは叶わなかったけど、今はこうして机を並べてる。
きっと昔の自分に言っても信じてもらえないだろうな、
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みにまむ - 続き楽しみにしていました！更新ありがとうございます。 (2023年2月16日 1時) (
レス) id: 658d3bfb20 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - またまた続けてのコメントですみません。。。 物語一気に読んじゃいました。 これで終わりなんでしょうか？ その後が気になります。。。 (2023年2月5日 3時) (レス) @page44 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - また続けてのコメントですみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 5のここの部分 内線の音で我に帰る。 これ正しくは我に返るではないんでしょうか？ (2023年2月5日 2時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - 続けてのコメントですみません。。。 ひとつ前のコメントページ数が抜けてました。。。 すみません。。。 ページは4です。。。 (2023年2月5日 2時) (レス) @page4 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 あそこには、去年の今頃新しい係長が移動してきて、 これ正しくは異動ではないんでしょうか？ (2023年2月5日 2時) (レス) @page4 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なゆ | 作成日時：2022年9月8日 8時
