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A ｢はあ。｣
仕事中も気になるのはあの二人のことばかり。
今日も紫耀どっか行っちゃってたら
お店どうしよう。
定時に帰って、走って行けばOPEN前から手伝えるよね。
A ｢よしっ！｣
？｢なんやねん。落ち込んでるな〜思ったら次はやる気満々なん？笑｣
A ｢あぁ、なんだ永瀬か。｣
永瀬 ｢なんだってなんやねん！人が心配してんのに！｣
A ｢はいはい今日はあんたに構ってる暇ないんやから散った散った！！｣
永瀬 ｢ちゃうねん、お前呼びに来たんや。｣
A ｢え？なにしでかしたの？｣
永瀬 ｢なんでやらかした前提やねん。会議で次のプロジェクトの話してたやん？その話らしいで？
部長が呼んでる｣
そう言われて部長の元に行くと、
神宮寺 ｢あ、ごめんね呼び出して｣
と申し訳無さそうに手を合わせる神宮寺部長。
この容姿もあるが真面目なのに親しみやすいキャラクターで誰からも愛されている。
いつも同じ部署の子達が｢かっこいい、、｣て言ってるな〜なんて。
A ｢いえ、とんでもないです｣
永瀬 ｢次のプロジェクトでなんかあったんですか？｣
神宮寺 ｢その事なんだけど、今回は大手との取引って言うのもあって他の社と共同してやっていくことになった。｣
A ｢はあ、、？｣
神宮寺 ｢あ、重岡 その事でなんで呼び出された？て顔したな笑｣
図星すぎる。そして、キラッと歯を見せて笑う部長を至近距離で見て圧倒されてしまう。
永瀬 ｢お前明らかに 図星ですぅ て顔すんなや笑｣
A ｢あ。すみません！｣
神宮寺 ｢いやいや素直でよろしい笑
さて、ここからが本題ね？
簡単に言うと、このプロジェクトの担当を2人にお願いしたい。｣
｢｢ えぇ？！！ ｣｣
神宮寺 ｢お〜、息ピッタリじゃん？｣
永瀬 ｢いや、え！ええんですか？！俺らまだまだ未熟やし、それにこんな大プロジェクト！｣
A ｢ほんまですよ！私たちポンコツコンビで有名なのに！！｣
神宮寺 ｢は〜い待った待ったストップ〜落ち着いて｣
神宮寺 ｢まあ確かに2人は仕事が凄い出来るかって言ったらそうでないかもしれないけど、1人に出来ないことは2人でやって来てただろ？同期コンビで｣
永瀬 ｢まあ、確かにそうですけど、、｣
神宮寺 ｢あとこれは、もう他社からの推薦もあるんだよ。｣
A ｢推薦？｣
神宮寺 ｢まぁとりあえず行ってみたら分かるから｣
そう言ってひとつの名刺を握らされた。
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作者名：リボンさん | 作成日時：2018年8月22日 22時
