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episode3 始マリ ページ4

神崎加恋side

加恋「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・っっ・・・」

早く。

早く炭治郎の元へ行かなきゃ・・・いけないのに


足が動かない・・・


無理して遠回りしようとしたからだ。

目の前がゆがんだ。


瞬きした瞬間の瞳に映るのは曇り模様の空。



ドスッと雪にたたきつけられた。


落ちたおかげで少し歩けば炭治郎の元に行ける。


木で隠れていて分からなかったが、禰豆子ちゃんが青年に向かって襲い掛かっている姿と


  それを防ぐべく禰豆子ちゃんを気絶させた青年と

  倒れている炭治郎君の姿が飛び込んできた。


加恋「炭治郎?!禰豆子ちゃん!!」

「静かにしろ」

加恋「なんでこんな事をっ・・・!!!!」

「・・・・お前は・・・」

加恋「私が何ですか!!」

「お前はこいつと血がつながっているのか?」

加恋「繋がってないです。ただの幼馴染です」

「・・そうか。その目__」

私の目は後に言う”鬼殺隊”の最強と慕われていた剣士の目の色とそっくりなんだそう。

私の目は感情によって目の色が変わる。

普段はペールグリーン。

”怒り”は赤。

”悲しみ”は青。

”憎しみ”は黒。

”喜び”はライトピンク。

この三色に分かれる。

加恋「・・・・それがなんだっていうんですか。」

「・・・挟霧山のふもとに住んでいる鱗滝左近次という老人を訪ねろ。冨岡義勇に言われてきたと言え。今は日が差していないから大丈夫なようだが少年の妹を太陽の下に連れ出すなよ」

加恋「・・・・」

そういうと冨岡義勇と名乗る男は去っていった。

炭治郎「・・・はぁ・・・はぁ・・・」

加恋「炭治郎・・・・大丈夫?」

炭治郎「あ・・・・あぁ・・。・・・」

加恋「さっきの人・・・挟霧山のふもとに住んでいる鱗滝左近次という老人を訪ねてって言ってたけど・・・。あ、あと禰豆子ちゃんを太陽の下に連れて行ったらダメなんだって。」

炭治郎「・・そうか。・・・・・・」

加恋「家に戻って・・・・・埋葬しようか・・・・」

炭治郎「・・・・そうだな」

そう言葉を交わした後の私の目は青かった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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名無しになりたいフリー好き(プロフ) - さくらもちさん» 更新ありがとうございます!今ふと思ったのですが、英語は文の最初を大文字にするのでは?「it was good to see you.」が『It was good to see you.』になると思います!故意的なものであればスミマセン! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» 有難うございます!!応援に答えられるよう精一杯頑張ります! (2019年10月3日 16時) (レス) id: d4782954b2 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 新作ありがとうございます&おめでとうございます!頑張ってください! (2019年10月2日 6時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくらもち | 作成日時:2019年9月28日 13時

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