episode15 大好きなんだ。 ページ16
神崎加恋Side
目が覚め、私の瞳ひ映るのは紛れもない炭治郎の姿。
そう。”傷だらけ”の。
私はその炭治郎の顔を直視できずにいた。
気絶する前はそんなに傷はなかった。
私のせいだ。私のせいで___
自然に涙が溢れた。
加恋「っ…ご、ごめんなさい…私のせいで‥その傷・・・」
炭治郎「そんなことどうでもいいんだ。それより加恋が無事で良かった」
ふわっと彼は笑う。
彼は、いつも私が欲しい言葉をくれた。
私は彼の声色や笑い方、そして憎いくらいの優しさが大好きだったんだ。
昔も、今も__________。
=七日後 早朝=
「お帰りなさいませ」
「おめでとうございます。ご無事で何よりです」
(たった五人…?!二十人くらいいたのに・・・)
「死ぬわ。死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ。ここで生き残っても結局死ぬわ俺」
「で?これからどうすりゃいい。刀は?」
「まずは隊服を支給させていただきます。体の寸法を測りそのあとは階級を刻ませていただきます。」
「(省略) 今現在皆様は一番下の癸でございます。」
「刀は?」
「本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から十五日となります」
「さらに今からは鎹鴉をつけさせたいただきます。」
白髪の子は手を叩き、鴉を呼び出した。
各自自分の肩に鴉を乗せている。
「え?鴉?これ、雀じゃね」
「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます」
加恋「ほ〜…」
鴉「ギャァッ!!」
「「「!!」」」
「どうでもいいんだよ鴉なんて!!!刀だよ刀!!今すぐ刀をよこせ!!鬼殺隊の刀!!”色変わりの刀!!!」
加恋「っ・・・!!」
炭治郎「この子から手を放せ!!放さないなら、折る!!」
「あぁ?なんだテメェは。やってみろよ!!」
ミシッと鈍い音を立て、「ぐっ…」と男の子がうめき声をあげた。
(さすがだな‥)
「お話は済みましたか?…ではあちらから刀を造る鋼を選んでくださいませ。
鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼はご自身で選ぶのです。」
_________________
____________
_______________
(やっと着いた・・・!!
鱗滝さん・・・禰豆子ちゃん・・・!!)
ドガッ!!
突如目の前に現れたのは
炭治郎「あーーーーーーーーっ!!!禰豆子お前っ・・・起きたのかぁ!!」
そう。禰豆子ちゃんの姿であった。
加恋「禰豆子ちゃん・・・・!!!良かったぁ・・!!」
禰豆子「!!」
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名無しになりたいフリー好き(プロフ) - さくらもちさん» 更新ありがとうございます!今ふと思ったのですが、英語は文の最初を大文字にするのでは?「it was good to see you.」が『It was good to see you.』になると思います!故意的なものであればスミマセン! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» 有難うございます!!応援に答えられるよう精一杯頑張ります! (2019年10月3日 16時) (レス) id: d4782954b2 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き(プロフ) - 新作ありがとうございます&おめでとうございます!頑張ってください! (2019年10月2日 6時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらもち | 作成日時:2019年9月28日 13時