episode17 竈門少年と合同任務 ページ20
古城小雪side
禰豆子が人を襲わないと証明できて数週間後。
私はあの竈門炭治郎君が全集中の呼吸を四六時中保持できるようになり、初の任務ということで
炭治郎君と合同の”お試し任務”ということになった。
古城「・・・・炭治郎君。呼吸が乱れてるよ・・?」
炭治郎「・・ぁっ・・・すみません・・・(笑)」
古城「頑張ってね。でも炭治郎君結構常時できるようになった気がするなぁ・・」
炭治郎「・・!有難うございます小雪さん!」
古城「頼りにしてるからね。それに”禰豆子ちゃん”も」
炭治郎「!」
そういうと私は微笑んだ。
古城「さぁて・・・」
炭治郎「鬼の臭いがします」
古城「うん。行こうか。」
そろそろ夕暮れ時になる頃、太陽が隠れ始めようとしていた。
この時間帯が一番鬼が出る時間。
この気配は恐らく十二鬼月だろう。
鬼「グァ”ァ”ァ”ァ”!!!」
古城「・・・・・・・・・・全集中雪の呼吸・陸ノ型__灰雪の舞!!」
炭治郎「全集中水の呼吸・弐ノ型 水車!!」
鬼「哀レ・・!!!哀レ!!!!」
鬼がこちらに向かって襲い掛かってくる。
すぐに避けようとした矢先___________________
避けきることができず、態勢を崩してしまった。
古城「・・・っ!!」
炭治郎「小雪さん!!!」
鬼と距離が近いため、技を出そうとしても私に当たってしまうから出そうとも出せない状況下におかれた。
古城「くっ・・・そ・・・っっ!!」
もうだめだ。
________
ふと瞬きした瞬間、鬼の首が斬れていた。
古城/炭治郎「・・・・え?」
古城「え?何?炭治郎君が殺したの?」
炭治郎「・・??何言ってるんですか小雪さん・・??」
古城「え?私何もしてないよ??!」
炭治郎「いや・・・・・え?」
古城「なんか私言ってた?刃握ってるし血がついてるんだけど・・。明らか私が殺ったよね・・?」
炭治郎「そうですけど・・・・っていうかなんて言ったか本当に覚えてないんですか?!」
古城「覚えてないよ!」
私はどや顔で言った。
炭治郎「・・えぇ・・・。なんか・・雪の呼吸・・拾弐の型・・・悲劇のなんちゃらって・・」
そんなこと言った覚えが全くない。
炭治郎君も混乱してわたわたしている。
”拾弐の型”・・?
そんな技私にはない。はず・・・
古城「まぁ・・とりあえず倒したし蝶屋敷に行って聞いてみよう・・」
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なっちゃん - 富岡ではなく冨岡ですよ、直ってません…… (2020年1月10日 2時) (レス) id: 560cc5b36b (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - さくらもちさん» いえいえ!腹くっつけてください!切られるなら推しに切られましょう!(は?) (2019年11月7日 23時) (レス) id: 854c6106bd (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - みりんさん» 指摘、ありがとうございます。本当におっしゃる通りです。私はいったい何回腹を斬ってお詫びすればいいのでしょうか…。そうですね。そういう場面でもまだ読みだしたばかりで内容をよく理解できていなかったと思います。誠に申し訳ありませんでした。 (2019年11月7日 16時) (レス) id: d4782954b2 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - いまさらですがらコメント失礼します。凪は血鬼術を防ぐ技ではないでしょうか。いちいちすみません! (2019年11月5日 20時) (レス) id: 17d53d6f26 (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち(プロフ) - 雫さん» 読んでくれてありがとうございます!!あ、あああああ!!!すみません!!本当に申し訳ございません!!もう腹を切ってお詫びしたいほど(?)申し訳ございません!!!優しく指摘していただいてありがとうございます!!即座に直しますね!! (2019年11月5日 20時) (レス) id: d4782954b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくらもち | 作成日時:2019年9月14日 20時