020：限りなく完全に（2） ページ23
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「いいよ、もっと体重かけちゃって」
『本当にいいんですか！？軟体動物だ…』
「なんかそういう言葉が咄嗟に出てくるとこ、
瑠姫にそっくりやね」
『喜んでいいんですかねそれ
…ふぁ〜、、、すみません あくびが…』
「こんな早いってことは一限？大変だ」
『蓮さんみたいに早起き得意になりたいです、ほんと』
「Aちゃんそんなに朝弱い感じしないけどね、
眠そうにしてるとこみたことないし」
『お仕事の時は集中してるので…授業はギリギリなので、
皆さんのプロ意識、見習わないとですね』
「たまには肩の力抜いてこ、身体が資本だからね」
完璧以外を許さない、そんな厳格な人に言われる
言葉は重い。触れた肩に、今まで圧し掛かってきた
責任を感じたような気がした。
奨さんも、蓮さんも。
強かすぎるから、どうか休める場を創れたらと、
勝手に思ったのだった。
「ありがと！急いでるところごめんね」
『いえいえ、お役に立てたようで何よりです。
朝から人と話せて元気出ました』
「それはよかった、おれもAちゃんと
久しぶりに話せて嬉しかった
また時間があるときゆっくり話そう、」
『蓮さんと話すためなら早起き頑張れます、多分』
「あはは、言ったね？暗いうちから起こしちゃうよ？笑」
「行ってらっしゃい、今日もお互い頑張ろうね」
曇り空の隙間から、小さな光が差し込む。
どうやら雨は降らなそうだ。
彼はその光を拾っているから、きっと綺麗なんだろう。
そんなことを考えて、行ってきますとドアを開けた。
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まめちゃん20歳おめでとう！めでたい！
まだこの話の世界線が2020年なので今ならまだ18歳に閉じ込めておけそうです。(？)
あまりにも展開(も更新も)遅すぎる。ツアーもうれしいですね！この調子でわたしもがんばります…！
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作者名：悠 | 作成日時：2020年9月16日 10時
