愛しい人2 ページ7
週末、いつものようにヘトヘトの体を引きずるように帰宅。
スマホを見るとユリからLINEが来ていた。
メッセージを開くと写真が載っていて
「みんな相変わらずだね(笑)ダンナから写メ来たからAにも送るね！」
とあった。
そっか…今日みんなは集まってるのかと、寂しさが込み上げてくるのに気付かないふりをして、懐かしい顔を一人一人見ていき、ある人でその動作が止まった。
「…イケ散らかしてんなぁ(苦笑)」
思わず独り言が出てしまう。
1人だけ、次元が違う写真写りで、もはや引く(笑)
大学時代、風磨と出会う前から私には付き合ってる人がいた。
その人は違う学部の1つ上。
俺様気質で何もかもリードしてくれる彼を、始めは頼もしく感じていたけど、時間が経つにつれて
「俺の言うこと聞けないの？」
「だからお前はダメなんだよ。お前は俺の言うこと聞いてればいいんだよ」
こんな事を言われるようになり、終いにはしたいけどホテル代がないと言われて、外で無理矢理されそうになったこともあった。
1度、彼への不信感が募っていた頃、風磨に彼のことを愚痴った事がある。
風磨は私の話を聞き終えて
風「あのさ…オレには全く理解できないんだけど。
お前さ、それって愛されてんの？」
そう聞かれて狼狽した。
「…ん〜どうだろ…
でも、別れようって言われないし、好きでいてくれてるんだと思う…」
風「なんだ、それ。
まぁ、Aがそれでもそいつと一緒にいたいなら、そうすればいいけどさ。
ただ、オレは好きな女をお前って呼んだりしないし、相手がどうしてほしいのか、どう思うのか気になるし、相手が嫌がることは絶対しない。
気持ちは出来るだけ言葉にして伝えるし、好きな人が望むことは出来るだけ叶えてあげたいって思うし、めちゃくちゃ大切にする。オレはね」
真面目な顔で、そんな事を言われてドキッとした。
「風磨の彼女になる人は幸せだね(苦笑)」
風磨の視線から逃れるようにそう言うと
風「まぁね。オレ、言っとくけどめちゃくちゃいい男だから」
本気なのか冗談なのか、もはや私には判断がつかなかったけど、風磨のこの言葉で目が覚めた私は、数日後彼と別れたんだっけ…
大学時代よりもお世辞ではなくカッコよくなった友人の顔を見て、私はそんな事を思い出した。
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匿名 - ？さん» ってか私が読んでいる作品の所に必ず現れますが随分とお暇なんですね(笑) いちいち私が見てる作品の所に来て楽しいですか？(笑) そこまでするって本当笑えますわ(笑) (2023年3月28日 22時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
？ - 作者様、結という方は間違い探しオタクの荒らしなので無視していいです。最後まで間違い探ししまくってコメント欄埋め尽くした挙げ句最後に嫌味言う時点でもうお察しなので。 (2023年3月27日 23時) (レス) id: ce3d4ae5a1 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみませんm(._.)m 最後に主人公ちゃんって靴をつくるメーカー(会社)で 働いていたんでんすね。 物語最初から読んでいる筈なのに分かりませんでしたよ(._.) (2023年3月27日 23時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - こんばんは(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語無事に完結しましたね。 ハッピーエンドで良かったです。 物語は完結してしまいましたが。。。 その後の2人が気になります(笑) (2023年3月27日 23時) (レス) @page50 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - どうもです(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2023年3月23日 18時) (レス) @page48 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルメリア | 作成日時：2023年1月18日 8時
