帰宅＊＊＊風磨side ページ48
風「ただいまー…」
久しぶりの我が家へ帰宅したのは、それから2日後だった。
リビングのドアを開けると、ちょうどキッチンでAがコーヒーをいれてるところだった。
コーヒーのいい香りが疲れた身体に沁みる。
俺の姿を見たAが手を止めて、驚いた顔をしている。
そりゃそっか。
昨日電話で驚かせたくて、今日帰るって言わなかったもんな。
「お…かえり…」
何とかそれだけを言葉にしたAへどんどん近づき、背後から思いっきり抱きしめた。
「ちょっ…風磨？」
後ろから羽交い締めにされたAは慌てて俺の手から逃れようとするけど、無駄な抵抗なだけ。
風「……会いたかった」
耳元でそう言って肩口に顔を埋め、Aの匂いを感じる。
Aは、いつもと違う俺の雰囲気を察したのか、腕の中で大人しくなった。
1週間以上触れられず、仕事もハードで自分でも結構疲れてるなって思ってた。
…だから、甘えさせて欲しい。
すると、Aがモゾモゾと腕の中で反転し、そのまま俺の背中に手を回し、ぎゅっと抱きしめてくれた。
別に何も言ってないのに、俺の僅かな言動をAが感じ取って、分かってくれることにこれ以上ない程の居心地の良さがあって…
Aを抱きしめる腕に力が入る。
お互い何も言わず、たっぷり2分が経った頃、急に腕の中のAが俺を見上げ、顔を両手で挟む。
風「なに…？」
Aの腰に腕を回したまま、されるがままになっていると、急に顔をグッと引き寄せられ、チュッと軽く触れるだけのキスをされた。
「私も、会いたかったよ」
唇が離れ、視線が絡み合うとそう言われた。
風「…マジで。何なの…」
俺の中のタガが外れた瞬間だった。
荒々しくAの後頭部を抱え込み、さっきとは全く違うキスをする。
「…んっ…！」
貪るように、何度も角度を変えながらキスをすると、Aの手が首に絡まる。
唇の割れ目を舌でツーとなぞると、少しだけ開いた隙間からすかさず舌を入れる。
それに応えるようにAの舌が俺の舌に絡まりつつ
「ふ…っま……っはぁっ……」
Aの俺を呼ぶ声がさらに俺を煽る。
だけど、勢いで抱くことだけは絶対にしないって、Aと付き合う時に決めてた。
だから何とか理性を手放す寸前に唇を離す。
Aが何だか言いたげな表情で俺を見上げる。
風「…なに？もっと欲しかった？」
冗談半分で聞いたのに
「うん…」
そう言われたらもう止まれない。
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匿名 - ？さん» ってか私が読んでいる作品の所に必ず現れますが随分とお暇なんですね(笑) いちいち私が見てる作品の所に来て楽しいですか？(笑) そこまでするって本当笑えますわ(笑) (2023年3月28日 22時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
？ - 作者様、結という方は間違い探しオタクの荒らしなので無視していいです。最後まで間違い探ししまくってコメント欄埋め尽くした挙げ句最後に嫌味言う時点でもうお察しなので。 (2023年3月27日 23時) (レス) id: ce3d4ae5a1 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみませんm(._.)m 最後に主人公ちゃんって靴をつくるメーカー(会社)で 働いていたんでんすね。 物語最初から読んでいる筈なのに分かりませんでしたよ(._.) (2023年3月27日 23時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - こんばんは(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語無事に完結しましたね。 ハッピーエンドで良かったです。 物語は完結してしまいましたが。。。 その後の2人が気になります(笑) (2023年3月27日 23時) (レス) @page50 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - どうもです(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2023年3月23日 18時) (レス) @page48 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルメリア | 作成日時：2023年1月18日 8時
