ロールキャベツ＊＊＊風磨side ページ41
【今から帰る】
21時を回った頃、AへそうLINEをすると
【お疲れさま】という返信と、ロールキャベツの写真が送られてきた。
【え、マジ？作ったん？】
【うん。食べたくなったから作った】
あー、何だろこの感じ。
めちゃくちゃ幸せなんだけど。
携帯を見ながらニヤつくのを堪えるのに必死。
マネージャーにバレたらめんどいもん。
既に電気がついてる自宅に「ただいまー」と帰るなんて、一人暮らしを始めてから初めてのことで。
「おかえり」と迎えてくれる人がいる幸せ。
最高過ぎる。
リビングソファに座ったAは、化粧も落としてパジャマを着てた。
風「めちゃくちゃ寛ぐじゃん(笑)
飯は？もう食べた？」
荷物を置きながら聞くと
「うん。風磨の帰りが分からなかったから食べちゃった」
風「悪ぃ。時間言ってなかったもんな(苦笑)
先シャワー浴びてきてい？」
「うん。ロールキャベツ食べる？
食べるならあっためるけど」
風「え。食うに決まってるんですけど」
そう言うと分かったと言ってキッチンへ向かうAを見てるだけで、今日の疲れが吹っ飛んだ気がする。
風呂から出ると、すでにテーブルには温かいごはんが用意されていて、マジで最高。
いただきますと言って食べ始めた俺の向かい側にAが座って、両肘つきながらこっちを見てくる。
風「…ねぇ。そんな見られたらすっげぇ食いづらいんですけど(苦笑)」
「いーじゃん、別に。減るもんじゃないし。
風磨の食べてる姿、好きなんだもん(笑)」
風「すっげぇ美味い。から、集中させて？(笑)」
そう言うとAは、はいはいと言ってコーヒーを入れに席を立つ。
「あ、そーだ。
私ね、会社辞めることにしたから」
サラッと言われた言葉。
思わず聞き流しそうになったほど。
風「…は？」
「有休があるからそれを消化して退職することになったから。
その間に何日か出勤して引き継ぎしなきゃなんだけど」
風「A」
「この歳でまた就活しなきゃいけないなんて、思ってなかったからさー。結構憂鬱(苦笑)」
風「A」
「風磨に迷惑かけて申し訳ないと思ってる。
だから、ここもすぐに出ていく…」
風「おい！話聞けって！」
思わず声を荒げてAの腕を掴んでしまった。
ビクッと身体を震わせて何も言わなくなったAに
風「…っごめん…でも…ちゃんと話して？俺、そんなに頼りない？」
Aを隣に座らせそう言うと、すごい勢いで首が横に振られる。
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匿名 - ？さん» ってか私が読んでいる作品の所に必ず現れますが随分とお暇なんですね(笑) いちいち私が見てる作品の所に来て楽しいですか？(笑) そこまでするって本当笑えますわ(笑) (2023年3月28日 22時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
？ - 作者様、結という方は間違い探しオタクの荒らしなので無視していいです。最後まで間違い探ししまくってコメント欄埋め尽くした挙げ句最後に嫌味言う時点でもうお察しなので。 (2023年3月27日 23時) (レス) id: ce3d4ae5a1 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみませんm(._.)m 最後に主人公ちゃんって靴をつくるメーカー(会社)で 働いていたんでんすね。 物語最初から読んでいる筈なのに分かりませんでしたよ(._.) (2023年3月27日 23時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - こんばんは(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語無事に完結しましたね。 ハッピーエンドで良かったです。 物語は完結してしまいましたが。。。 その後の2人が気になります(笑) (2023年3月27日 23時) (レス) @page50 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - どうもです(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2023年3月23日 18時) (レス) @page48 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルメリア | 作成日時：2023年1月18日 8時
