再会3 ページ12
部屋に入ると風磨はリビングのラグに座り、スマホでUberし始めた。
私は、さっきまで風磨に触れられていた部分が熱くて、それどころじゃない。
え。風磨ってあんな事するヤツだったっけ…
抱えられた時に香った風磨の香水の香りと、私の体を片手でいとも簡単に支える大きな身体の感触が脳裏に焼き付いて離れない。
風「A？」
風磨に名前を呼ばれて我に返る。
「あ、ごめん。なに？」
風「いや、何食べる？って。さっきから聞いてんだけど」
「あ、ごめん。風磨は？一緒に食べれる？」
風磨の仕事柄、時々摂食してる時があるのを知っているからそう聞いた。
風「おん。食えるよ。つーか色々見てたらマジで腹減ってきた。
こっち来て一緒に選ぼうよ」
そう言う風磨の前を1度通り過ぎ右隣に座ると
風「お前///…マジそういうとこなんだけど」
そう言いながら私の背後に右手を置いて体を支えながら、左手のスマホを私の方へ向けて画面を見せてくれる。
思いのほか顔が近くて、風磨の服が所々私の服と擦れる感覚。
左利きの風磨の右に座れば、風磨がいつもこうしてくれるのを分かってるから、わざとそうしたのは内緒…
結局、焼き鳥と明太だし巻きを注文して一緒に食べた。
風「今日は突然悪かったな」
ひと通り食事を終えて、後片付けをしていると風磨がそう言ってきた。
「え？全然。
…あー、でもあの後大変だったんだから(苦笑)」
風「え？何が？」
「スタッフの子たちにどういう関係なのかめっちゃ聞かれた(笑)
大学の友達って言ったらめちゃくちゃ羨ましがられた(笑)」
風「お前…そこは『彼氏〜♡』って言うとこじゃないの？」
「は？バカなの？(苦笑)」
風「ふはっ いや、俺は全然構わないよ？(笑)」
「いや、私が困るわ。
てゆーか、よく私だって気付いたね」
風「俺がお前のこと見間違えたり、探せないなんてことあるわけないっしょ。
あの時もAだって、すぐに分かったよ？
なんだろなー。Aのことは本能で分かっちゃうのよ」
「…こわ」
風「え。酷い。
…つーか、お前さ、飯ちゃんと食ってんの？」
突然、真面目な顔で聞いてくるからドキッとした。
「え？…うん。食べてるよ」
そう言って笑った私の目の前に座る風磨は
風「いや、マジで。俺に気とか使うのやめて？」
表情を変えずにそう言う。
「別に気なんて使ってないよ」
あ、ダメだ。
これ以上優しい言葉かけられたら泣きそう。
コイツの前だけでは嫌なのに…
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匿名 - ？さん» ってか私が読んでいる作品の所に必ず現れますが随分とお暇なんですね(笑) いちいち私が見てる作品の所に来て楽しいですか？(笑) そこまでするって本当笑えますわ(笑) (2023年3月28日 22時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
？ - 作者様、結という方は間違い探しオタクの荒らしなので無視していいです。最後まで間違い探ししまくってコメント欄埋め尽くした挙げ句最後に嫌味言う時点でもうお察しなので。 (2023年3月27日 23時) (レス) id: ce3d4ae5a1 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみませんm(._.)m 最後に主人公ちゃんって靴をつくるメーカー(会社)で 働いていたんでんすね。 物語最初から読んでいる筈なのに分かりませんでしたよ(._.) (2023年3月27日 23時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - こんばんは(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語無事に完結しましたね。 ハッピーエンドで良かったです。 物語は完結してしまいましたが。。。 その後の2人が気になります(笑) (2023年3月27日 23時) (レス) @page50 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
結 - どうもです(*^^*) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2023年3月23日 18時) (レス) @page48 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルメリア | 作成日時：2023年1月18日 8時
