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TN side
TY「…」
化粧に身が入らないのか、鏡だけをただ見つめているテヨンイヒョン。
部屋の中も自然と気を遣って、皆 静まり返る。
…テヨンイヒョンとAちゃんの関係
誰も大っぴらにしたことは無いけれど
それでもミンナ 知ってる
ただ触れられないだけだ
二人だけの なんだかイビツな世界に
だけど、おかしいよね
ミンナAちゃんと関係 持ってるのに
テヨンイヒョンのキモチ 応援してるのかな
どうなのかな
一体どれだけの人が、テヨンイヒョンみたく
依存してしまうほど
濃密な猛毒のような愛情を
Aちゃんに抱いてるんだろうか
テヨンイヒョンからAちゃんがいなくなっちゃったら
それこそ さ
テヨンイヒョン 死んじゃうんじゃないの
…知らないけど。
フフ、あまり不謹慎なこと 言わないようにしないとね
コトダマってあるじゃない
いつかホントのことになって 責任を負うのがボクなのは嫌だよ
「テヨンイヒョン、元気！出して、ね！」
TY「え？ああ… ははっ、ありがとう」
ボクのキモチ なんにも知りやしない
そんなテヨンイヒョンの肩をポンポン叩いて
ボクは裾を翻し、部屋を出た。
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rurueru - このお話は本当に書籍化して欲しいぐらいお気に入りです。これからも長く続いてほしいですがこの願いははたまた、、、 (2021年2月24日 22時) (
レス) id: cf29b96430 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もう5年くらいいろんな方の作品を読んでいますがTOP3に入るくらい好きな作品です。終わりが近づいていてとても惜しいです、、 (2021年2月20日 23時) (レス) id: dce001e485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月
| 作成日時：2021年2月19日 22時
