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HC side
「はーあ、テヨンイヒョンがヌナになんかしたのかな」
「…ほんとのことはあの二人にしか分かんないよ」
「そのまま放っておいてヌナが苦しい思いをするのは嫌だな、俺」
「…ドンヒョガ…？」
「…なに？」
「いや… なんか、おまえが楼主様のこと好きそうな感じで言うから」
「好きだよ」
「…は？」
「今まで言ってなかったけど」
口をぽかんと開けて驚いているマクヒョン。
別にそんなことは今どうでもいい。
俺が誰を好きになろうが俺の勝手なんだから。…でもマクヒョンなら何か口うるさく言ってきそうだな。
でもほんとにどうでもいいんだ。
俺が最近、凄く思っていることがあって
…ヌナは生き辛そうだな、って。
賢くて、容量よくて、咄嗟の事態に対しても頭がよく切れて
それなのに肝心なところが物凄く不器用だ
完全無欠な人だと昔は思っていたけれど
俺がこの年齢になって ようやく分かった気がする
ヌナには人を信じて、受け入れようって気持ちが無いんだろう
だからこそ、人と人の支え合いで生かされてゆくこの世界では
なんだか生きづらそうに見えてしまう
…あのひとは、今
どんな風に 笑ってるんだろうな
笑えているのかな？
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rurueru - このお話は本当に書籍化して欲しいぐらいお気に入りです。これからも長く続いてほしいですがこの願いははたまた、、、 (2021年2月24日 22時) (
レス) id: cf29b96430 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もう5年くらいいろんな方の作品を読んでいますがTOP3に入るくらい好きな作品です。終わりが近づいていてとても惜しいです、、 (2021年2月20日 23時) (レス) id: dce001e485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月
| 作成日時：2021年2月19日 22時
