メガネどこ ページ5
koｰchan SIDE
今、オフィスの仮眠室で恋人の林さんが寝ている。眼鏡を外して寝ているので何故か悪戯をしてみたくなった。
林「ｽｩ………ｽｩ」
可愛い………眼鏡、隠してみようかな。どんな反応するんだろうか…
こう「ｿﾛﾘｿﾛﾘ」
黒縁の眼鏡を手に取る。足音を出さないようにこっそり仮眠室から出た。ドアをガチャリと閉めて自分のデスクの引き出しに眼鏡を隠す。ここなら僕以外の誰も見ないしバレないだろう…
こう「どんな反応するんだろう。楽しみだなぁ♪」
…………………………………………………………
アフターミニッツ
林「んう……こーちゃん？おはよう」
仮眠室から林さんがまだ完全に開いていない目を擦りながらやってきた。
こう「林さん！おはようございます。」
記事の作業を止めて林さんの方を見る。彼はやはり眼鏡を付けていない。
林「ところで……眼鏡どこ？」
上手く周りが見えていないのか、フラフラ小股で彼はこちらへとよってきた。
林「見えないから、上手く歩けない……どこか知らない？」
こう「さあ…知らないなぁ」
この前、クイズで負けたから今回ばかりは少し手の上で踊ってもらうよ、林♪
林「…こうちゃん、何か隠してるでしょ」
彼の瞳は急にこちらを捉えて睨んできた。まさか見えてる？僕は焦って後退りしてしまう。
こう「か…隠してない！」
林「嘘だぁ」
林はどんどん距離を詰めてくる。僕のすぐ後ろには眼鏡が隠してあるデスクの棚。
林「早く言った方が身のためですよ？」
林はそう言うと肩を掴み、僕の上に覆い被さる。そして僕の腰に手を回したかと思えば棚から眼鏡を奪われる。
林「甘すぎ。バレバレだよ」
また負けた……彼には当分勝てなさそうだな。そう覚った瞬間だった。
……………………………………………………………
作者の推しカプ第2弾……
東大王での掛け合いが最高でしたね。ありがとうございます。(土下座)
許されませんでした ※kwkmさんが登場されます。→←静かに
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ぱり(プロフ) - 評価やリクエスト、お待ちしております!! (2020年7月16日 4時) (
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作者名：ぱり | 作成日時：2020年7月14日 3時
