【白鳥沢】私の平凡な日常【ハイキュー】

五色工Happy Birthday！！ ページ22

※時間軸がすんごい飛んでます。

白鳥沢が烏野に負けた後です。

時期的にありえませんがお許しを！

それと、五色のミスで白鳥沢が負けてしまった設定で！



五色side


今日は、というより最近何故か皆さんが冷たい。


「天童さん！」

「工 ゴメン、俺急いでるんだヨネ！」

天童さんにも、


「瀬見さ「あっ！ 課題出すの忘れてたなー(棒)」


瀬見さんにも、

「牛島さん！

大平さん！

山形さん！」


「あぁ、五色か。

今日は「おぉぃっ！若利ぃっ！！」」


「五色すまないけど先生に呼ばれてるから俺等は失礼するな」


牛島さんにも、大平さんにも山形さんにも。


冷たいというより避けられているような感じだ。


何より


「A先輩、俺のスーパーサーブ「あ、工ごめんね……」え？」


A先輩に俺のサーブの良し悪しを見てもらおうと話し掛けるも何時ものように笑ってはくれず、ごめんと言われその場に俺一人が残された。


何故、三年の皆さんはこんなにも最近俺を避けているのだろうか。


やはり俺のせいであの時烏野に負けてしまったからなのか？


「皆さんは……口には出さないだけで、本当は俺を……」


その先の言葉を口に出来なかった。


口にしたら悔しさと悲しさで泣いてしまいそうだったから。


「“何故か”冷たいんじゃない……理由は俺が一番良く分かってる………」


俺のあの時のミスさえ無ければ白鳥沢は今頃全国へ行けていた。


俺が三年の皆さんの全国への夢を潰してしまったんだ。




「工……ちょっと良いかな？」


A先輩の呼び掛けが聞こえる。

「はい」

目元に少しばかり溜まったものを軽く拭い先輩の元へ走っていく。


「先輩どうしたんで「お誕生日おめでとう！工！」へ？」


顔を上げるとニコニコと笑うA先輩が立っていた。


「ﾌﾟｯ アハハハハｯ

工、顔面白すぎだヨ！」


「怒られるとでも？ww」


「瀬見、天童茶化すなよ。」


「最高だネー！

えーたくん写真写真！！」


「おうwww」



「は？

へ？

え？」


「今日はお前の誕生日だろう五色」


「お祝いだよ」


「おめでとう」


「………っ…」



「どーせ工の事だから烏野に負けたのに私等が怒って冷たい態度とってるって思ってたんだろうけど」


「はい！

そうです！」


「やっぱりw



怒ってなんかないよ」

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