瀬戸くんとあなたのわくわくミュージカル＊ﾟ (ページ17)

今日:14 hit、昨日:11 hit、合計:15,159 hit

◇鐘の音が聞こえなかった？未来からの-高校生ver.-前半篇ページ17

「やっちゃったね～、A～～！」

「なんでだ～、もう私だけってとこが……」

泣きたいよ！

「笹田く～ん、ごめんね、Aがぁ。」

あつな……

「ほんとごめんね」
私もすかさず言う。

笹田くんは、

「いいよ、別に。たいして使わなかったし。」

やっ、優しい！

「A、良かったじゃん！ちゃらだよちゃら。なんとかなるのよ！」

あつなのこういう明るい優しいざっくらばんさに癒される。

「そうかも～！」

私も自然に笑顔になった。

そして、２・３時間目もうまく架空に飛べなくて、

たまに瀬戸くんが視界に入ってビックリしたり、あつなのふわふわ髪の毛と私のぼさぼさぶはぶは髪との違いを見つめてみたりしていた。

このクラスは、

ここのみんなは

未来への希望を天使の羽が

ううん、天使のさしおとす花びらを見ながら、

追いかけながらあるいてくんだよね。

私も

あつなも

笹田くんも

花本さんも

笑顔いっぱいな他のたくさんの男子も女子も

そして
瀬戸くんも。