☆ある日のお出かけ ページ2
私、Aと瀬戸くんは付き合ってるの。
昨日、デートに行った。
舞台の練習が忙しいみたいだけど合間をぬってきてくれた。
わくわくドキドキしまくりだ。
私はかわいいワンピースに茶色いヒールのかわいい靴！
待ち合わせ場所まで着くともう瀬戸くんがいた。
「康史っ！(←私はこう呼んでるんだよ)」
まだ５分前なのに！
ひらひらっ
瀬戸くんが手を振ってくれる。
「Aっ！」
「ごめん、康史！待ったぁ？」
「なわけないじゃん！じゃっ、ここ目立つから移ろっ？」
「うんっ！」
私はうっとり瀬戸くんを見てしまう。
なんで私は今こんなに素敵な人と一緒にいられるんだろう。
ぼーっとしてるといきなり、
「A、かわいいな！
メイクしてる？」
うっすらしてきたの気づいてくれたんだ！
「うん、ちょ……ちょっとだけ。康史も帽子似合ってる」
「ははっ、サンキュ！俺らサイコーカップルだな。」
その後、いっぱい買い物をしたり、プリクラもとったりした。
プリクラには、ハートマークとAと康史って書きすぎてごちゃごちゃしてきた。
２人お揃いのキーホルダーも買った！
「A！付けよっか！どこがいい？」
「えっと〜、かばんかな？」
そっとかばんのチャックのところに瀬戸くんが付けてくれる。
「よしっ」
「ありがと！康史は？」
「俺もここ付けて！」
リュックに付けてあげる。
「いいねっ！おそろ」
「うんっ！嬉しい」
「そろそろ、ぶらぶらしつつ、帰るか！」
「そうだね」
「なに、A寂しそうにしてるんだよ。だーいじょうぶだって！楽しかっただろ？」
「だねっ。康史だーい好きっ」
「俺も！大好きだよ」
「なんで小声なの？」
「はずい」
「かーわいいっ」
「あー、言ったな？」
ふざけまくってた。
瀬戸くんの笑顔は朝のお日様みたいに輝いている。
☆まって、まだまだわからないの→←☆耳にかけた髪が絹みたいだね
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：ユカ | 作成日時：2012年5月5日 15時
